私はデザインについて学んだことがありません。
だからデザインを感覚的に判断するしかありません(デザインを学んでいない多くの人もそうでしょう)。
感覚まかせだと上手くハマった時は問題ないですが、「どこかしっくりこない」といったモヤモヤ状態のときは暗中模索で良いものが見つかるまでの試行錯誤で四苦八苦することになります。
このような状態では受注側、発注側どちらの立場でも言語化して説明することが出来ず、意思疎通が難しいという状況を経験したことはないでしょうか。
しかし、デザインを学んだ場合は羅針盤や灯台がある中での航海のように、暗闇の中でも目的地が見つけやすくなります。
このようにデザインを学ぶ意義を見いだすことができ、具体的には【わかりやすい】【力強い】【透明感】【安心感】【高級感】といった表現への羅針盤を手に入れることができます。
どのような講座か?
「【わかりやすい】【力強い】【透明感】【安心感】【高級感】といったものを表現するにはどのようなデザインにすれば良いのか」をデザインの理論を使ってそれらを表現するにはどうすれば良いのかが解説されています。
たとえば【力強い】の例で説明されている「初心者がやってしまいがちな間違い」というものがありました。
恥ずかしながら、私だったら120%の確率でそれを作ってしまいます。
このように素人とプロのデザイン力の違いというものを見せられてとても勉強になりました。
そして、デザインというものに興味を持つようになります(これが最も重要なことかも)。
デザインの考え方がわかるようになるこの講座は、今後何を作るにしてもとても役に立つ内容です。
一生使えるであろうこのような知識はなるべく早く学ぶに越したことはありません。
PhotoshopやIllustratorやAfter EffectsのTipsも大事ですが、腰を据えて本質を学ぶ座学の重要性を再認識しました。
あと、講座の内容とオーバーラップする部分なので書いておきます。
講座での資料(スライド)がとても見やすく、まさに【わかりやすい】デザインになっているのだと感じました。
おすすめする人
- 「そもそもデザインって何をするの?」という方
- デザインの良し悪しについて言語化して説明したい方
- 【わかりやすい】【力強い】【透明感】【安心感】【高級感】を表現するためのセオリーを手っ取り早く知りたい方
私はデザインについて全くわかっていなかったので、「そもそもデザインって何?」な状態でした。
しかし、この講座を受講してデザイナーがどのようなことをどこまで意識して、考えてデザインしているのかがわかるようになりました。
この講座では、【わかりやすい】【力強い】【透明感】【安心感】【高級感】といったものを表現するためには、どうすれば良いのかが具体例で解説されています。
よって、自分で何かをデザインする場合のテンプレートとして使用することが出来ます。
おすすめしない人
- すでにデザインについて勉強をしていて理解されている方
- 特定の表現をするためのセオリーではなく、デザインそのものを体系的に学びたい方
デザインの4大原則(整列、近接、反復、対比)、明朝体とゴシック体のどっちを使うべきか…等。
そんなことはもう知っているという人は受講する必要はありません。
この講座では【わかりやすい】【力強い】【透明感】【安心感】【高級感】を表現するための具体例の解説の中で、デザイン理論を扱っています。
よって、デザイン理論を中心に体系的に学びたい場合は他の講座のほうが良さそうです。
また、タイポグラフィーの講座もあるので、フォントについてもっと知りたい方はそちらをおすすめします。

まとめ

- デザインとは何なのかといった根本的なことがわかる
- デザイナーの人がどういったところを意識して考えているのかがわかる
- 「デザイン」の面白さがわかる
- デザインについて専門的に勉強したことがある人には当たり前の内容なのかも
- 例が【わかりやすい】【力強い】【透明感】【安心感】【高級感】の5つしかない(もっと知りたくなったら他の講座を受けましょう)
デザインを学ぶための最初の講座としては最適です。
この講座を受講してもっとデザインについて知りたいと思ったら、他の講座を受けることができます。
グラフィックや映像のアプリケーションを立ち上げるのを少しまって、まずは普遍的に使えて色褪せることのないセオリーを身につけましょう。



コメント