illustratorというと印刷物のイメージが強かったので、100%デジタル用途の私としては必要性を感じませんでした。
したがって、長年AdobeCC(主にPhotoshopとAfterEffects)を使ってきたにもかかわらず、illustratorは使ったことがありません。
いや、正確に言うと20年くらい前にちょっと学習した(3DCGで使いたかったのでベジェ曲線を少し練習しました)ことはありましたが、それ以来触っていません。
今まで画像処理作業はPhotoshopだけでやっていたのですが、illustratorを使えばもっと効率的に作業ができるということを知り、重い腰を持ち上げてillustratorを学び直してみることにしました。
ところが、illustratorは操作にクセがあり、本を読みながら同じことをやってみても上手くいかないことがありました。
そうした操作が上手くいかない状態が何回も続くと嫌になって学習をやめてしまったのが20年前の私です。
ところが、今回紹介する「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」では、そうした操作が上手くいかない問題への細かなフォローがされています。
そのおかげで、27時間という長時間の講座にもかかわらず、挫折すること無く、最後まで学習を完遂することができました。
そんなおすすめの講座を今回は紹介します。
illustratorを学ぶ意義
まず、過去の私と同じように、illustratorに重要性を理解していない人に向けて説明します。
「Photoshopだけでも出来ることをわざわざillustratorも使う必要があるのか?」
過去の私もまさにそのように思っていました。
illustratorの重要性
Adobe製品といえばPhotshopを思い浮かべるでしょう。
Adobe ≒ Photoshop
確かにその通りで、PhotoshopがAdobe製品の中核であることに間違いありません。
しかしながら、AdobeCCという製品群の中で中核であり、HUB(ハブ)の役割を果たしているのが、illustratorです。
このあたりの話は、「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」でプレビューとして無料で観ることが出来る「illustratorとは何に使うソフトなのか?Photoshopだけでは駄目なのか?」という動画で説明されています。
恥ずかしながら、実は私もこの動画を観てillustratorの重要性を知り、illustratorを学ぶことを決心しました。
という理由なので、まずはこの動画を観ていただきillustratorを学ぶ意義を理解してください。
かつての私も、「Photoshopだけで出来ることをわざわざillustratorと併用してやるのは、面倒くさいだけ」と思っていました。
しかし、HUBであるillustratorを挟むことにより、表現の幅も、効率性もアップすることがわかりました。
もちろん、illustratorはPhotoshopとしか、連携して使えないわけではありません。
InDesign(私は使いませんが)や、AfterEffects、Premiere Proといった他のAdobeCCと連携して使うことができます。
さらに、illustratorのパスは、様々な3DCGアプリケーションに持っていくこともできます。
「俺は3Dだから、2Dの代表みたいなillustratorはなぁ…」なんてことは言わずに3Dの人も検討してみましょう。
Photoshopの深堀りも良いが、視野を広げてみよう
画像処理のソフトウェアとしては、確かにPhotoshopが専門分野で得意とするところです。
よって、Photoshopをより深く学ぶことも確かに必要でしょう。
しかし、illustratorと連携することによって、お互いに得意分野を活かして補完することができるようになります。
Photoshopだけでなく、他のAdobeCCのアプリケーションとの連携を進めることができます。
そのAdobeCCのHUBとなるアプリケーションがillustratorなのです。
illustrator入門の決定版
「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」の一番良かった点。
それは、「つまずきやすい操作を、初心者が間違えそうなポイントをふまえて丁寧に解説しているところ」です。
illustratorのようなデザイン系のアプリケーションの使い方を学ぶ時にもっとも挫折する原因は、「教わったとおりにやっている(はず)なのに、その通りにならない」ことです。
なので、この講座の通りにやっているのに上手くいかない人は、多くの場合次のチャプターに上手くいかない原因とその解説がされています。そのままあきらめてやめてしまうことは絶対にしないでください。
もうひとつのポイントと言えるのが、初学者(まっさらな状態)なうちに、生産性や効率の高いやり方を叩き込むことです。
普通の初学者用の講座では、バッチ処理の解説はまずやらないでしょう。ショートカットキーについても「慣れてきたら使ってみてね」といったものがほとんどです。「目で覚える」だと忘れてしまいがちな人も「手で覚える」ならば頭で忘れてしまっても、手が動いてしまうことがあります。
さらに、講師の「千葉名人」が製図の仕事をされていたので、線や点線についての解説が非常に細かく、また実践で使えるようなものになっています。このような多くの場合、仕事をしてから覚えるようなことを「初めてillustratorを学ぶ人」に叩き込んでいるところが凄いところです。
とはいえ、「そこまでの知識は自分には必要ない」というひとも多いでしょう(まさに私がそうです)。
しかし、初期の学習でそのようなことまで叩き込まれた場合、今後どのような(上級者向けの)illustratorの講座を受講した場合でもすんなり理解できるようになっているはずです。
ゆえに、「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」は、illustrator入門の講座として最適なもの(決定版)だと断言できます。
こんな人におすすめ
「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」が向いている人
- illustratorを初めて学習する人
- illustratorを使って仕事をしたい人
- illustratorを効率よく使えるようになり生産性を上げたい人
「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」は、初めてillustratorを学ぶ人のための講座でありながら、生産性や効率といったものを重視しています。
講師の方の話によると、プロとしてillustratorで仕事をしている人でさえも、上手くできている人は少ないというポイントを初心者(偏見や悪い癖がないぶん吸収しやすい)のうちから意識して学習することにより、プロになってからも困らないような講座となっています。
初めてillustratorを学ぶときから、そのような点を叩き込まれます。
どんな分野でも、そうだと思いますが、はじめにどのように習うか(初学者の教材)が、最も重要です。
最初の教材の選び方で今後が変わってしまうといっても過言ではありません。
そうした意味で、私のようにillustratorのプロになるつもりはない人にも強くおすすめします。
また、ある程度illustratorを使えるけれども、生産性や効率性が低いとお悩みの方も、自身のスキルのアップデートとして受講してみるのも悪くないです。
講師「千葉名人」の環境設定を知るだけでも勉強になるはずです。
さらに、バッチ処理、線や点線の使い方(製図で求められるような厳密なもの)などに興味があれば、初心者向けの講座ではありますが、受講してみる価値があります。
講師「千葉名人」の他のillustratorの講座
実は「【無料】Adobe Illustrator(イラストレーター)初心者用!イラレ使い方講座」という無料の講座があります。
illustratorが全くの初めてだという人は、試しにこちらの講座から受講して講師との相性を探るのも悪くないです。
【上級者用】とか「続!」と書かれているものは、「【無料】Adobe Illustrator(イラストレーター)初心者用!イラレ使い方講座」を修了された人という意味です。
まずは、今回紹介した「【無料】Adobe Illustrator(イラストレーター)初心者用!イラレ使い方講座」を修了させましょう。
- ロゴデザインマスターコース|Adobe Illustrator(イラストレーター)【完全版】
- 【上級者用】続!バナーデザインマスター講座|Adobe Illustrator(イラストレータ) & Photoshop
- 【上級者用】続!チラシデザインマスター講座|Adobe Illustrator(イラストレーター)&Photoshop
- 【デザイン効率化】アピアランスデザインマスター講座|Adobe Illustrator(イラストレーター)【完全版】
- 【上級者用】続!YouTubeサムネイルデザインマスター講座 | Adobe Illustrator&Photoshop
- 【上級者用】続!パターンスウォッチ「オリジナルパターンデザイン」マスター講座|Adobe Illustrator
- 続!LINEスタンプ作り方講座「キャラクターデザイン入門」Adobe Illustrator&Photoshop
illustratorの講座だけでも、これだけの講座をされています。
今回紹介した「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」が気に入った場合には、他の講座の受講も検討されてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私が興味があるのは、「【デザイン効率化】アピアランスデザインマスター講座|Adobe Illustrator(イラストレーター)【完全版】」と「【上級者用】続!パターンスウォッチ「オリジナルパターンデザイン」マスター講座|Adobe Illustrator」です。
また、Photoshopとの連携を学ぶという意味では、「【上級者用】続!バナーデザインマスター講座|Adobe Illustrator(イラストレータ) & Photoshop」にも興味があります。
機会があれば受講してみようと思います。
まとめ

- つまずきそうな操作の説明が丁寧。
- 講師おすすめの環境設定が使いやすく、生産性もアップする。
- まっさらな状態の入門者の段階から、アクションを使ったバッチ処理など、作業効率アップのための機能を学べる(しっかりした基礎力をつけられる)。
- 講義内容がアップデートされているので、illustratorのバージョンが変わっても安心。
- もっと学びたい人は、この講座を修了しても同じ講師(千葉名人)の続きの講座が控えている。
- 26時間以上あるので、完遂するにはそれなりの覚悟がいる。
- ある程度illustratorを使える人は、逆に学びづらいところがある。
今回紹介した「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」は、一言で言えば「骨太のしっかりとした基礎力を身につけられる初学者用illustrator講座の決定版」です。
illustratorを学びたい人は、この講座から学び始めれば間違いありません。
しっかりとした骨太の基礎力を身に着けて、ここから上級者を目指して羽ばたいてください。
特に、Photoshopはよく使うけど、illustratorは全く使わないという私のような人に強くおすすめします。
Photoshopを深堀りするのも良いですが、視野を広げて、複数のアプリケーションを連携させてみましょう。得意なことは得意なアプリケーションを使うことですばらしい補完関係ができます。
Photoshop単体の契約ならば仕方ありませんが、Adobe Creative Cloudとして契約しているばあいは、それぞれの得意分野のアプリケーションを連携させて使わないともったいないです。
面倒くさがらずにやってみると、新たな可能性が見えてきます。
illustratorは、Photoshopに限らずAfterEffectsやPremiere Proとも連携させることができます。
それらのアプリケーションの潜在能力を引き出すためにも「【超初心者用】初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座【完全版】」で、illustratorを学んでみませんか?

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