プラチナトロフィーレビュー まとめ

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wikiによると、「PS3の2008年7月のソフトウェアアップデート(バージョン2.40)から、対応したゲームでトロフィーを集められるようになり、2009年2月以降に発売されるすべてのゲームにトロフィーへの対応を義務づけた。」とのことです。

私のトロフィー履歴を遡ってみてみると、2009年2月5日発売のPS3版「デモンズソウル(Demon”s Souls)」がトロフィーを獲得した最初のゲームです(最初のトロフィーは2009年2月8日に「ファランクスのトロフィー」ブロンズ)。トロフィーシステム実装当時、プラチナトロフィー獲得を目標にするという概念はなく、高難易度で有名なこのタイトルでは1週クリアするだけで満足してしまったこともあり、プラチナトロフィーを獲得していません。

PS3の初期の大作というとまっさきに思い浮かべる「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OFTHE PATRIOTS」にはトロフィー機能がありませんでした(2012年8月に発売されたベスト版から実装)。というわけで私はこのゲームのトロフィーを1つも持っていません。

というわけで、ある意味「ゲーマーの履歴書」的な意味あいもあるトロフィーシステムですが、長い間ゲームをやってきた者としてはほんの一部分にすぎず、不十分なものです(そもそもPlaystation系のゲームだけの記録であり、任天堂やXBOX系のゲームの記録はない)。しかしながら、トロフィーシステムが実装されてからかなりの時間が経った今振り返ってみるとなかなか面白いものです。

そこで私のブログの「プラチナトロフィーレビューのまとめ」ページとしての役割と、トロフィーを獲得したのが相当古いのでスクリーンショットなどの記事をかく資料がないものについても触れてみます。これからのブログは個人の実体験が大事とのことなので、これはまさに私の実体験のブログです。

目次

プラチナトロフィー獲得数

他のトロフィーブログでは100個以上のところを見かけますが、私はこんなものです。

累計プラチナトロフィー獲得数

26個(2024年3月現在)

トロフィーを獲りやすいゲームを買ってプレイするということはしていません。自分が気に入ったものでプラチナが穫れそうな状態なら挑戦するといった具合です。多いか少ないかは正直よくわかりませんが、ゲームをやっている年数が長いこともありこれくらいとなりました。

「PlayStation 5」編

基本的に新しく獲得したものから書きます。今後増えた場合には上から追加されることとなります。

【PS4版】「FINAL FANTASY PIXEL REMASTER」(2024/3/7)

「FINAL FANTASY PIXEL REMASTER」はPS4版なので「PlayStation 4」編に書くべきか悩みましたが、PS5でプレイしたので「PlayStation 5」編に書くことにしました。

この「FINAL FANTASY PIXEL REMASTER」には「隠された遊び」というトロフィーがあります。「隠された遊び」のトロフィーを獲得するためには、PS4版では「船に乗った状態で、◯ボタンを押したまま☓ボタンを55回押す」というものがあります。しかしながら同じPS4版でもPS5で遊んだ場合には「船に乗った状態で、☓ボタンをおしたまま◯ボタンを55回押す」という条件に変更されています。これはPS5が☓ボタンが決定で、◯ボタンがキャンセルという仕様に変更されたためだと思われます。よって、PS5の項目に書いても良いのではないかと思いました。

ゲームとしては、ファミコンで発売されたFinal Fantasyの記念すべき第1作目のリマスター版です。

私は長い間ゲームを遊んでいますが、このFF1(正確にはFF1~3が未プレイ)は子供の頃に遊んでいなかったのでこの機会に遊ぶことにしました。しかもPlaystation4版ということでプラチナトロフィーも狙えるということで、私にとっては一石二鳥です。

2D時代のファイナルファンタジーを遊んだことがない人はぜひ遊んでみましょう。

プラチナトロフィーが取りやすいことからもおすすめです。

「Marvel’s Spider-Man 2」(2023/11/18)

「Marvel’s Spider-Man」の続編の「Marvel’s Spider-Man 2」でもプラチナトロフィーを獲得できました。

この「Marvel’s Spider-Man 2」の最大の特徴はプラチナトロフィーが獲りやすいゲームだということです。

もちろんゲームとしての出来は素晴らしく、間違いなくPS5を代表するものです。

そういった素晴らしいゲームがプラチナトロフィーを獲得しやすいということは、私のようなプラチナトロフィー集めを趣味としている者にはとてもありがたいことです。

記念すべき25個目のプラチナトロフィーがこの「Marvel’s Spider-Man 2」でよかったと心底よかったと思える傑作です。

「FINAL FANTASY XVI」(2023/9/2)

ファイナルファンタジーは「14(新生エオルゼア)」「15」「16」と3作連続でプラチナトロフィーを獲得することが出来ました(FF16については発売前からプラチナトロフィーを狙っていました(笑))。

この「FF16」は「FF14」の開発陣が作ったアクションRPGのファイナルファンタジーとして話題になりました。そうしたこともあって「FF14」プレイヤーには、色々なところからFF14の香りが漂っているのを感じることが出来るゲームとなっています。

また、アクションゲームとしての出来が良く、野心的なファイナルファンタジーとして異彩を放っています。

「GOD OF WAR RAGNAROK」(2023/1/1)

「God of War」シリーズは、すべてをやっているわけではありませんが、Playstation2の第1作からプレイしています(1のエンディングとそこから始まる2のオープニングが最も印象に残っています。)。

しかし、プラチナトロフィーを獲得したのはこの「RAGNAROK」が初めてです。前作のPS4の「God of War」も気に入っていたので一時はプラチナトロフィーを狙いましたが、獲得するまでには至っていません。

「Horizon Forbidden West」(2022/6/18)

「Horizon Forbidden West」は、前作「Horizon Zero Dawn」でプラチナトロフィーを獲得をしたこともあり、発売前からプラチナトロフィーを狙っていました(笑)。

壮大なボリュームのため、プラチナトロフィー獲得までの道のりは長いですが、前作のようにミニゲームを最高ランクでクリアしなければならないようなやっかいなものはないので、時間をかければ難易度は高くないです。注意すべき点は一つだけある時限トロフィーのラスボスをスキャンし忘れないことです(気をつけなくてはいけないのがラスボスに倒されてしまうと、スキャン前に戻ってしまうので、倒すまでスキャンしつづけることです)。あと、不死王というキャラがNormal以上の難易度の場合、めちゃくちゃ強いのですが、トロフィーさえ穫れればよいならば一番易しくすると簡単に倒せます。

「ELDEN RING」(2022/5/4)

「ELDEN RING」は難易度が高いことが最初からわかっていたので、発売前からプラチナトロフィーを狙うようなことはありませんでした。しかし、ゲームが想定していた以上に面白く、プラチナトロフィーもやってやれないことはない範囲だったので、「ソウルシリーズ」のファンでもあることから途中からプラチナトロフィー狙いのプレイに切り替えました。

プラチナトロフィーを狙う上で最も重要なことは、難易度が上がる前の1周目(それでも難易度は高いですが)でトロコンのために、トロフィーに関係のあるボスはすべて倒しておくことです。そうすればあとはエンディング違いの2周をするだけになります。

あとは、せっかくのネットワークゲームなので、強ボスは強者に助けを請えばそれほど苦労せずに倒せます。

「DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT」(2021/10/3)

こちらはPS5で初めて獲ったプラチナトロフィーですが、PS4版のセーブデータを引き継いでやったので、それほど苦労はしませんでした。

プラチナトロフィーを獲るうえで、おそらく最もやっかいな存在となりうるのは、4つのレースで「S」ランクを獲ることです。Sランクの目標タイムと、走り方のコツが書いてあるので、ぜひとも参考にして、「S」ランクを目指してください(要点を押さえればそれほど難しくはないので、がんばってください。)。

追加要素以外のトロフィーに関しては「DEATH STRANDING」のプラチナトロフィーレビューを御覧ください。

クリア後のレビュー記事はこちら

「PlayStation 4」編

PS4は稼働期間が長かったこともあり、PlayStationハードの中でも思い入れの深いものです。

PS4になってから、プラチナトロフィー獲得の難易度が全体的に低下したように思います。

例えばPS3版の「LAST OF US」は難易度ノーマルでクリアしたのですが、そのときに獲得したトロフィーがシルバー1つ(難易度中級クリア)、ブロンズ2つ(難易度初級をクリア、すべての工作物を作る)で、獲得率5%でした。さすがにここからプラチナトロフィーを狙おうなどとは考えることは出来ませんでした。そんなこともあってかPS4の「The Last of Us Part II」ではプラチナトロフィー獲得まで頑張ったのかもしれません。

「Ghost of Tsushima」(2020/8/1)

海外で作られた日本の時代劇的なものは、日本人からすれば違和感があって受け入れがたいものもあるのですが、「Ghost of Tsushima」に関しては良い意味で海外のセンスで作られたモノとして非常に良く出来ています。そして、日本史上最大のピンチといえる「元寇」は神風が吹いて運が良いだけで侵略を免れたと思われがちですが、鎌倉時代の武士たちが必死に戦い、抵抗したことを忘れてはなりません。

ゲームとしてはオープンワールドの時代劇アクションの傑作です。プラチナトロフィーの獲得も時限トロフィーがないので獲りやすくなっています。また、アップデートで発売当時のゲームとは随分違ったものになったようですが、そのアップデート以降は未プレイなのでわかりません。

「The Last of Us Part II」(2020/7/7)

衝撃的なストーリーで賛否両論を巻き起こした「The Last of Us Part II」です(Iも衝撃的でしたが…)。上にも書いたようにIでのトロフィー獲得率があまりにも低かったために頑張った部分もあります。プラチナトロフィー獲得に関しては、繰り返しプレイしなければならないのでトロフィーに関してそれなりの執着がない人にはおすすめしません。しかし、クリア後はチャプター選択の後ろからやり直すという原則を忘れなければ大きく時間を無駄にすることは少ないでしょう。

「Life is Strange 2」(2020/4/21)

アドベンチャーゲームはプラチナトロフィーが比較的獲りやすいジャンルです。よってプラチナトロフィーを狙ってみたい方におすすめです。特にこの「Life is Strange」シリーズは私のプラチナトロフィー収集にかなりの貢献をしてくれています。この2は1との直接的なストーリーの繋がりはないですが、1に登場したキャラが出演します。このことは特に意識する必要はありませんが、「Life is Strange」シリーズは1が、とても良くできた名作なのでシリーズ未プレイの方は、1から遊ぶことを強くおすすめします。

「DEATH STRANDING」(2019/12/30)

今からプレイするならば、あそびやすくなった「Director”s Cut」のほうをおすすめします。

トロフィーは「Director”s Cut」で最も厄介なレースがないですが、それでもやはり「Director”s Cut」をおすすめします。

「Director’s Cut」をプレイしている人でも、「Director’s Cut」以前のトロフィーについての書いているのでぜひとも両方読んで参考にしてください。

ディレクターズカット版はこちら

クリア後レビューはこちら

「NieR Automata」(2019/5/9)

「NieR Automata」は「Horizon Zero Dawn」と「ゼルダの伝説ブレスオブワイルド」と発売日が近かったこともあり、かなり時間が経ってからプレイしました。そういったわけでプラチナトロフィー獲得が比較的新しくなりました。個人的には発売当時に遊ばなかったゲームを後になってから遊ぶということをあまりしないのですが、このゲームは非常に評判が良かったためにプレイすることにしました。その結果とても面白かったのでプラチナトロフィー獲得までプレイすることになりました。

「Marvel’s Spider-Man」(2018/9/24)

「スパイダーマン」というゲーム以外の超強力なIPモノのゲームというのは、あまりプレイすることはありませんでした。しかし、このスパイダーマンの「ウェブ・スウィング」に一目惚れしてしまいました。結果それ以外の内容もとても良くできていて、結局プラチナトロフィー獲得までプレイすることになりました。

「Life is Strange: Before the Storm」(2018/7/15)

こちらは完全に「Life is Strange(1)」のファンのためのゲームです。Beforeなのでこちらの方が時系列的に前にあるので、こちらからプレイするのもありといえばありです。しかし、「Life is Strange(1)」は非常に良く出来た名作なので、こちらから先に遊ぶことを強くおすすめします。残念ながらこの「Beofre the Storm」は前作にくらべると普通のアドベンチャーゲームになってしまった感があります。よってその後に「「Life is Strange(1)」はもうプレイしなくていいかな…」と思ってほしくないからです。

「Detroit: Become Human」(2018/6/16)

アドベンチャーゲームはプラチナトロフィーが獲りやすいと上に書きましたが、このゲームはボリュームが凄まじいので簡単に穫れるわけではありません。マルチエンディングというよりもマルチストーリーといった感じで非常に分岐が多く、物語も相当変化します。プラチナトロフィーを獲得した私でさえ、このゲームのすべてのエピソードを体験したわけではありません(フローチャートで全く明らかにされていない部分があります)。プラチナトロフィーまでやるかどうかはともかく、アドベンチャーゲームとしての最高峰に位置するゲームであることは間違いありません。また、アドベンチャーゲームというジャンルは時代を経ても色褪せないジャンルなので、後からプレイしても楽しめます。そういった意味からもこのゲームはぜひともプレイしていただきたいと思います。

「UNDERTALE」(2018/5/20)

インディーゲームといえば「UNDERTALE」というくらいに大成功を収めたゲームです。ゲームに対する教養を深めるという意味でも、とりあえずプレイしてみるべきものです。このゲームを知っていると知らないとでは雲泥の差があります。トロフィー的にこのゲームの非常にかわっているところはゲームをクリアする直前でプラチナトロフィーが獲得出来てしまうところです。そんなところにも異端ぶりが発揮されています。絶賛するにしても批判するにしても、このゲームをやってみないことには始まりません。

「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(2017/8/14)

あの「ドラゴンクエスト」にトロフィーが実装されたとなれば狙わないわけにはいきません。トロフィーのためにPlayStation系ハードのものを買ったといっても良いです。ゲームとしては、まさに「ドラゴンクエスト」の集大成となっています。今までドラゴンクエストが好きで遊んでいたけどXIは遊んでいたいというかたは、これほどもったいない話はないのでぜひとも遊んでみてください。ちなみにトロフィーにこだわりがなければSwitch版の完全版のほうがおすすめです。

トロフィーにこだわりがなければSwitch版がおすすめです。

「Horizon Zero Dawn」(2017/5/4)

今ではSIEの看板IPの1つとなった「Horizon」シリーズの第1作「Horizon Zero Dawn」です。シリーズは2作ともプラチナトロフィーを獲得したこともあり、PSVR2の「Horizon Call of the Mountain」もと意気込んでいたのですが、VR酔いで肉体的に厳しいので諦めている状態です。

「Final Fantasy XV」(2016/12/31)

賛否が激しい「FFXV」ですが、プラチナトロフィーを獲得するまでやった身としては、そこまで酷評するのはどうかと思います。確かに否定的な意見にも理解すべき点は多々ありますが、これほどの巨大で紆余曲折のあったゲームをよくまとめたという点においては素直にスゴイと思います。

「DARK SOULS III」(2016/7/26)

「ソウル」シリーズ最後ということで、がんばってプラチナトロフィーを獲得しました。私がプラチナトロフィー獲得に苦労したゲームの中でTop3に入ります。「ELDEN RING」のようにネットワークプレイで助けてもらうことで難易度は下げられますが、レアドロップアイテムを脳死作業で集めなければならないのが最も辛いところです。また、アイテムの取り忘れがあり、想定していたよりも1周多くプレイしなければならないというミスもやってしまいました。しかし、そのぶん思い出に残るプラチナトロフィーにはなりました。

「Life is Strange」(2016/3/28)

私のプラチナトロフィーコレクションにもっとも貢献してくれた「Life is Strange」シリーズです。このシリーズを遊んで見る場合はまずはこの第1作をおすすめします。これが気にいったら他の作品にも手を出してみるのが良いでしょう。しかしながら、この第1作を超えるものは今のところ出ていない(「Life is Strange: True Colors」は未プレイ。機会があればプラチナトロフィーリストに加えたいゲームです。)ため、今後に期待しているシリーズです。

「Final Fantasy XIV 新生エオルゼア」(PS3,PS4)(2016/3/20)

この「FF14」はMMORPGなのでトロフィーを獲得するためにプレイすることはないでしょう。私はPS3のアーリーアクセスから長期間プレイしていて、「これは狙えそうだな」となったためにいくつか残っていたトロフィーを獲りに行って結果プラチナトロフィー獲得となりました。現在のPS5版「FF14」のトロフィー構成は拡張ディスクにも対応しトロフィーの数も難易度もあがっているので、そちらでの獲得は諦めています(FF14を遊ぶときはPCになってしまったこともあります)。

ちなみに「FF14」のスタッフが、主に「FF16」の主要スタッフとなっているので、「FF14」プレイヤーの人たちはほぼみんな「FF16」に対して発売前から好意的な目で見ています。「FF16」が気に入ったならば「FF14」をやってみるのも良いかもしれません。

「PlayStation Vita」編

背面タッチパッドなど革新的なハードであったPSVitaですが、あまり印象に残っているゲームはありません。挙げるとすれば「GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」くらいでしょうか。しかし、「GRAVITY DAZE」はプラチナトロフィーを獲得していません。

そんなPSVitaで1つだけプラチナトロフィーを獲得しました。

「真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)」

それがこの「真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)」です。

長いことゲームをやっていながら、スーパーファミコン版の「かまいたちの夜」、「弟切草」といった作品を未プレイでした。サウンドノベル自体はWiiの「428」をプレイして面白さをわかっていたので期待してプレイしたのを覚えています。

ゲームとして面白かったことと、アドベンチャーゲームということでプラチナトロフィー獲得が容易であるということ、そしてPSVitaでプラチナトロフィーを持っていないということでプラチナトロフィーを獲得することにしました。

今思えば、PSVitaでとりあえず1つプラチナトロフィーを獲得できたのはよかったです。欲をいえば「GRAVITY DAZE」もがんばっておけばよかったかもしれません(笑)。

「PlayStation 3」編

上にも書きましたが一部のゲームでトロフィーシステムが実装されたのが2008年7月以降で、義務付けされたのは2009年2月以降です。よってトロフィーによってPS3時代のゲームをすべて振り返ることはできません。そう思うとプラチナトロフィーを獲得できなかったゲームでも、このゲームをどのくらい楽しんだのかを記録として残してくれているトロフィーシステムは、時間が経てば立つほど良いシステムだと思えてきます。

「ICO」(2011/9/27)

「ICO」はPS2のゲームですが、こちらはPS3用に発売されたHDリマスターのものです。私が購入したのは「ワンダと巨像」も一緒のLimited Boxです。よってワンダのプラチナトロフィーも密かに狙っていたのですが、現代のゲームと3Dカメラの違いが大きく、また、そうとうやり込まないと穫れない難易度の高いトロフィーだったので諦めました。「ICO」のほうもタイムアタック的要素があり、難易度が高かったのですが、クリアまでのボリュームがそれほどなかったためにがんばって獲ることが出来ました。この当時のゲームは3Dのゲームカメラワークが独特であったり、このゲームのようにカメラワークが固定されているものも多く、今の感覚では非常に遊びにくいです。「ICO」のタイムアタックで、一箇所だけうまくジャンプできない私にとっての鬼門があり、そこをうまくクリアするためにセーブデータの調整などいろいろ苦労をしてとったプラチナトロフィーだという記憶があります。「ICO」というゲームは名作であることは間違いなく、多くの人に遊んでほしいのですが、このゲームでプラチナトロフィーを獲るのは今のゲームをやっている人には非常にストレスを感じるところが多いです。よってプラチナトロフィー獲得のためにプレイすることはおすすめしません。

「L.A.Noire」(2011/8/7)

「L.A.Noire」は「Grand Theft Auto」や「Red Dead Redemption」でおなじみのRockstar Gamesのゲームです。このゲームはそのようなオープンワールドアクションゲームではなく、ハードボイルドアドベンチャーゲームです。「Detroit: Become Human」や「Heavy Rain」のように絶賛とまではいきませんが、プラチナトロフィー獲得までプレイしたことからわかるように面白く遊ばせていただきました。このゲームはフェイシャルモーションキャプチャに焦点があてられており、被疑者の表情をみて真偽を判断させるゲームとなっています。特にこの時代の日本のゲームと海外のゲームとの技術力の差が大きい時代で、とにかく海外の凄いゲームを体験したいという欲求が最も強い時代でもありました。

PS4版も出ているので興味のあるかたはプレイしてみてください。

「Heavy Rain」(2010/2/27)

この「Heavy Rain」は私が最初にプラチナトロフィーを獲得したゲームです。それまで、プラチナトロフィーなんてものはほんの一部の限られた、いわゆるゲーム廃人にしか穫れないものだと考えていましたが、そんなこともないのだと私の意識を変えてくれました(むしろ、ゲーム廃人に片足を突っ込んだとも言える?(笑))。上で絶賛した「Detroit: Become Human」でもおなじみのQuantic Dreamのゲームです。ちなみに「Beyond: Two Souls」もプレイして大好きだったのですが、プラチナトロフィー獲得までは遊んでいません(今思えばがんばってプラチナ獲得しておくべきだったかもしれません)。アドベンチャーゲームは時間が経っても古くさくなることなくプレイできるので、この3作品の中で未プレイのものがあれば遊んでみることを強くおすすめします。

プラチナトロフィーがないゲーム(ゲームですらないものも)

トロフィーシステムに対応していてもプラチナトロフィーがないゲームも存在します。アーケードアーカイブスのゲームや「ドラクエXI」をクリアしてダウンロード可能になった「ドラクエI」などです。

そんななかで私がトロコンできて嬉しかったのが「torne」です。

基本的には録画して観るだけですが、なかなか希望のジャンルの番組がなくて苦労しました。「全ジャンル制覇」のゴールドトロフィーは「0.6%」しかいないためプラチナトロフィーに匹敵するゴールドトロフィーです。ゲームではない「torne」にトロフィーシステムを採用するこのような遊び心はとっても素敵です。

「Xbox 360」の実績

PlayStationのトロフィーシステムは、Xbox360の実績システムを参考にして作られたものです。PS3とXbox360の時代は、同じゲームが両方のハードで発売されることが多く、どちらのハードのゲームのほうがフレームレートが落ちないかなどと比較される時代でした。そんななかでPS3の劣勢が続きXbox360のほうが有利な時期がありました。そのような時期には私もXbox360のほうのゲームを買ってプレイしていました。というわけでプラチナトロフィーは獲っていないけれど、Xbox360でトロコン(追加DLCが発売される前)したゲームを紹介します。

以下の2作品はゲームとしてもとても大好きだったので、プラチナトロフィーリストに加えることが出来なかったことを残念に思います。「Fallout: New Vegas」でも実績をコンプリートしたと記憶していたのですが、調べてみるとちょっと怪しかったのではずしておきます。

「The Elder Scrolls V: Skyrim」

ゲーマースコアは「1000/1550」です。追加コンテンツがなかった頃は1000でコンプリートだったと記憶しています。このように振り返ったときにモヤモヤ感があるので、プラチナトロフィーシステムのほうが優れていると感じました。後発なので優れていて当然といえば当然ですが、もはやXboxの実績システムに戻る気はありません。「Skyrim」は大好きだったので、当時フレームレートが安定してちゃんと遊べていたならばPS3でプラチナトロフィーを獲って置きたかったゲームなだけに残念です。

あと、何のクエストか忘れましたが、条件を満たしても実績が解除されず何度何度も繰り返しロードして、もう諦めようかと適当に動いていたら実績解除になったという恐ろしい記憶があります。ベセスダのゲームはバグが多くて怖い部分があるのですが、それが全く問題にならないほど魅力的です。

「Assain’s Creed II」

このゲームに関しては追加コンテンツがなかったためにゲーマースコアが「1000/1000」でコンプリート状態が継続しています。スカイリムと比べると未だに実績がコンプリート状態であるとめにモヤモヤ感はありませんが、プラチナトロフィーにお引越しできればそれに越したことはないと考えないこともありません。

トロフィーシステムの魅力

メリットデメリット
ゲームプレイの記録が残せる。
後から自分がどんなゲームを遊んできたのかを振り返ることができる。
自慢できる(?)。
達成感がある。
ゲームを遊ぶ前からプラチナトロフィーを穫れるかどうかが気になる。
自分に合わなくてすぐに遊ばなくなったゲームの記録も残ってしまう。
プラチナトロフィーを獲ったところで結局何なの?(私の場合はブログのネタになるから良し)。
面白くない(やりたくない)ゲームでもトロフィーが獲りやすければ買ってしまう(かもしれない)。

わたしはApple Watchを愛用しているので、あとから記録を眺めてニヤニヤするのが好きです。

そして、ゲームをやっても何も残らないという人にはトロフィーが残ると言うことも出来ます(笑)。

トロフィーを獲るためにゲームを買うようになってしまうと本末転倒感があります。しかし、売る側からすればプラチナトロフィーを獲りやすいゲームというのもありでしょう。あまりこだわりすぎるとゲームを遊ぶのがしんどくなってしまうので、トロフィーシステムとは程よい距離感で付き合うのが一番です。

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