Horizon Zero Dawn プラチナトロフィーレビュー

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プラチナトロフィーを獲得したゲームがいくつかある中、まず最初に何から取り上げるべきかと悩みました。そこでDeath Stranding(デス・ストランディング)のレビューの繋がりをたどってHorizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)を記念すべき初回に取り上げることにしました。 また、Death Strandingをプレイしてアーロイやトールネックのホログラムを見てHorizon Zero Dawnに興味を持たれた方の参考になれればという思いもあります。 Horizon Zero Dawnは2017年3月2日に発売されました。開発はゲリラゲームズ、発売はSIE(ソニーインタラクティブエンタテインメント)です。このゲリラゲームズが開発したDECIMA(デシマ)エンジンはDeath Strandingでも使われていることはよく知られています。しかも、契約を結ぶ前にソースコードを小島監督に渡したという逸話とともに。

目次

Horizon Zero Dawn発売日前後のライバルたち

このゲームの発売日翌日の2017年3月3日は、なんとあのNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの発売日です。Nintendo Switchとゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはその年に最も楽しみにしていたゲームです。よって予約も済ませて万全の体制で発売日を心待ちにしていました。その前日に発売されるHorizon Zero Dawnはスルーして買わない(後で買う)という選択肢ももちろんありましたが、このゲームも以前から注目していたものなので積みゲーになってしまう恐れもありましたが、購入に踏み切りました。 もうひとつのライバルといえるのが2017年2月23日にスクウェア・エニックスより発売されたNieR:Automata(ニーア オートマタ)です。私は以前のシリーズをプレイしていなかったのでこのゲームはスルーすることはできました。しかし、のちにNieR:Automata Game of the YoRHA Editionを購入しプラチナトロフィーを獲得したのでこのゲームについてはプラチナトロフィー・レビューを書いたのでよろしかったら読んでみてください。 今までの経験上やりたいゲームの発売日は重なったり非常に近くなったりする傾向があります。特にクリスマスシーズンへ向けての秋から年末の時期ならばよくあることですが、3月にこのように注目作の発売日が重なるのは珍しいです。 話は脱線しますが、いわゆる洋ゲーに押されて久しい日本のゲーム業界ですが、2017年はNintendo Switch発売されたこともあり日本のゲームの大作が数多く発売されました。ゼルダの伝説BoW、スプラトゥーン2、スーパマリオオデッセイ、バイオハザード7、ニーア オートマタ、ファイナルファンタジー14紅蓮のリベレーター(MMORPGの拡張ディスクなのでこのゲームをここに含むのが良いかはわかりませんが…)、ドラゴンクエスト11と私が買ってとても満足したゲームだけでもこれだけあります。将来振り返ったときに「2017年は日本のゲーム業界にとってターニングポイントになった。」と言われるのではないかと予想します(このまま良い方向に進むことを前提として)。

アーロイ

どうしてもゼルダの伝説BoWとの比較になってしまう

発売時期が近い(1日違い)なので平行してプレイしていたため、どうしてもゼルダの伝説ブレスオブザワイルドと比較しながら遊んでしまいます。 Horizon Zero Dawnに対する私の評価は星4つです。Death Strandingと同じ星の数です。それだけ素晴らしいゲームです。しかしながら、ゼルダと同時期にプレイしていたため、ゼルダの伝説BoWは先進的なゲーム、Horizon Zero Dawnはもはや一世代前のゲームという印象が拭えません。 ゼルダの伝説BoWに星を付ける場合は4.5から5です。いや、オープンワールドの新時代を切り開いたという点では満点を超えて6点かもしれません。 オープンワールドの新時代を切り開くという点ではDeath Strandingもゼルダの伝説BoWと似ています。ゼルダの伝説BoWの場合はスタミナが続く限りどこでも登ることができます。また、雨が降ると手が滑って登れなくなるので天候も大きな意味を持ちます。Death Strandingの場合はセンサーで赤いところは段差があって危険であり、水場は深くて流されるという親切な印を示しています。これはDeath Strandingのグラフィックがリアル路線だからこそとられた措置だと考えます。リアルだからこそ情報量が多く凹凸を表現できますが、その凹凸一つ一つがどの程度のものかはビデオゲームである以上視覚で判断するしかなく、実生活での五感(視覚以外)を補う意味でセンサーが使われているのです。SFぽくて格好良いだけでなくそのような合理的理由から採用されているといってよいでしょう。 Horizon Zero Dawnがなぜ一世代前かというと崖など手をかけて登れるところには印がついておりその印に捕まって登るようになっているからです。オープンワールドといってもその中を本当の意味で自由に移動できるわけではなく、ゲーム制作者のレベルデザインの制約をプレイヤーはより受けることになります。この印問題は以前から存在しており、ゲームだからこういうものだという前提から成り立っていました。今までは特に違和感なく遊べていたのですが、ゲームのグラフィックの進化が凄まじくなったここ数年で違和感を覚えるようになりました。この違和感を意識したのはアンチャーテッド3砂漠に眠るアトランティス(2011年11月2日発売)からアンチャーテッド4海賊王と最後の秘宝(2016年5月10日)あたりだったように記憶しています。アンチャーテッドはオープンワールドゲームではありませんが、私にとってはすごいけど何か違和感を感じるゲームでした。 話は脱線しますが、ゲームだからこういうものだという例では崖などで足を踏み外そうとしてもガードレールのような見えない壁があって決して落ちることはありません。この見えない壁を取っ払って容赦なく死を与えるゲームとして成功したのがデモンズソウルやダークソウルシリーズではないでしょうか。

オープンワールドアクションRPGとしての出来はとても良い

しかし、この一世代前という話は完全に私の主観にも基づいたものです。グラフィックは今のゲームの中でも相当上位に位置するほど素晴らしいものです。太古と未来が混在する世界観も魅力的です。プレイフィールも良く気持ちよくバトルを堪能できます。特にステルスアクションが好きな人には特におすすめです。オーバーライドすることによって機械獣を仲間にすることができたりもします。

オープンワールドアクションRPGというジャンルが好きな人にはとてもおすすめです。世界的にも大ヒットし、2019年3月に1000万本に達したとのことなので続編が登場する日も遠くはないでしょう。続編が出るようなことになるとコジマプロダクションとの関わりによってゲリラゲームズ側がどのような影響を受けてどのような形になって登場するのかとても気になります。

PS5のゲームとしてこのゲームの続編が発表されました。PS5でこの続編を遊ぼうと思っている方はこの「Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)」を遊んでからのほうがより楽しめるはずなので出来ることならば遊んでおきましょう。今作ではキリンのようなトールネックがいましたが、次回作ではゾウのようなキャラが出てくるようです。個人的にキリンよりゾウのほうが好きなのでとても楽しみです(ゾウのほうが凶暴そうですけど…)。<2020年8月追記>

Horizon Forbidden Westでもプラチナトロフィーを獲得しました。

プラチナトロフィー取得の難易度

「全狩場で全灼熱」というのが少し手こずる恐れがあります。これは時間内に条件をみたしたアクションを遂行しなければならないため上手く行かずに何度も再トライを強いられます。しかし、ネットで調べれば攻略動画を見ることもできます。見ることは出来ますが、アクションゲームは必ずしも全く同じような展開にならない場合もあるので多少アドリブでの対応力や運に左右されるところもあります。そこがアクションゲームの良いところでもあります。

私の場合は気に入ったゲームであり、かつプラチナトロフィーを取れそうだと思ったものに限り挑戦するようにしています。よってこのプラチナトロフィーレビューで扱うゲームはすべてお気に入りであり、個人的に高評価の良いゲームです。当然のことながらお気に入りだけどプラチナトロフィーを様々な理由で諦めたゲームも多くあります。

プラチナトロフィーというものにはこだわらない人がほとんどだと思います。なのでプラチナトロフィーを撮ったことがない人がほとんどだと思います。そういう人からみるとプラチナトロフィーというものに何の意味があるのか?というのが正直なところではないでしょうか。ある程度の達成感はあるにはありますが、意味がないといえば意味はないです。ただPSアカウントにトロフィー情報が紐付けられているので、PS3からPS4になってもPS3時代のトロフィー情報が残っています。こうやってブログを書くようになってみると過去のゲーム歴を振り返るのには都合の良い制度であるとどうにか意味を見出しました。

この記事でプラチナトロフィーゲットに興味を持った方にプラチナトロフィーを取るためのおすすめのゲームジャンルがあります。それはアドベンチャーゲームです。おそらく私のプラチナトロフィー獲得ゲームの中で最も多いのがアドベンチャーゲームだと思います。ゲームの腕前や運に左右されることがないので気にいったゲームの場合は狙ってみるのもよろしいのではないでしょうか。ただ、プラチナトロフィーを獲得するにはそれなりに時間はかかりますのでそれなりの覚悟は必要になるので気に入ったゲームであることは最低条件です。

ググってトロコンしやすいゲームというのを探してそれを買ってトロコンをするという方法もあるかもしれませんが、トロフィーのためにゲームをやる(買う)というのは本末転倒な気がするので私はおすすめしませんが、その中に遊んでみたいゲームがあれば挑戦してみるのも良いかもしれません。

Horizon Zero Dawn
総合評価
( 4 )
メリット
  • すべてにおいて高クオリティなオープンワールド・アクション・アドベンチャーの秀作
  • 原始的なものと未来的なものが同時に存在する世界観
デメリット
  • 尖った部分がないので、いろんなゲームの最大公約数的なものと感じる

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