2019年も暮れようとしています。
今年も様々なゲームで遊ばせていただきました。
そこで僭越ながら私なりのGOTY(Game of the Year)2019を決めたいと思います。
本家 The Game Awards 2019 のGOTYでは「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」が選ばれました。2017年の「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」以来の日本のゲーム以来の日本のゲームが選ばれました。日本のゲーム業界ならびに日本のゲームファンとしては喜ばしい限りです。
2019年に遊んだゲーム(2019年に発売されたもの)
映画が好きな人は年間100本以上鑑賞する方もいらっしゃいますが、ゲームの場合は最低限クリアするまでプレイするとなるとそこまでの数をこなすのはほぼ不可能です。私がプレイしたものの中から選ぶとなると数が限られます。よってベスト3を発表する形にします。
- アンセム(ANTHEM)
- SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE
- ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ
- モンスターハンターワールド:アイスボーン
- DEATH STRANDING(デスストランディング)
その他にも買ったゲームはありますが今年発売されたものではないので除外します。
第3位 モンスターハンターワールド:アイスボーン
3位はモンハンアイスボーンです。追加DLCというカテゴリにはなってしまいますが、新たなモンスターが追加されるだけでなくバトルのアクションも大幅に手を加えて基本的な戦い方が変わりました。そこまでの変化を考慮するとモンハンの新作として考えて良いでしょう。
モンハンは長らく携帯ゲーム機市場で戦っていたのでPS4になって現代のハイエンドゲームの基準を満たせるのか?とちょっと心配でしたが、ワールドになってから技術面での大きな飛躍を果たしました。
モンハンのようなPvEのアクションゲームは数あれどモンハンの完成度はやはり群を抜いています。アンセムもモンハンのようなPvEのゲームですが、20周年の蓄積のあるモンハンには完成度の面で及びませんでした。特に多彩な敵モンスターと多彩なプレイアクションで他を圧倒しました。アンセムはとにかく技術面の凄さでものすごく話題になったゲームですが、やはりゲームは「ゲーム性」というかプレイしてなんぼといったところではないでしょうか。
第2位 ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ
こちらも追加ディスクということになってしまいますが、この漆黒のヴィランズを2位にしたいと思います。ファイナルファンタジーXIV(1.0)というゲームはとても不思議なゲームです。奇跡のゲームといっても良いでしょう。旧ファイナルファンタジーXIVは不評からサービス停止に追い込まれてしまいました。そこで新生という形でもういちどファイナルファンタジーXIVを作り直して「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア(2.0)」というタイトルで再デビューすることになったのです( ちなみに私は「新生」からのプレイヤーなので旧FFXIVのことはわかりません。)。その再デビューが好きなサーバーにキャラを作成できないほどの大成功を果たしました。それだけでも奇跡ですが、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ(5.0)」になってからプレイヤー人口(アカウント数)が過去最高を記録したのです。新生が2013年なので漆黒の2019年になってからもプレイヤー人口が増え続けているというのはMMORPGとしては異常なことです。普通は開始から3年ぐらいがピークでその後は徐々にピークアウトされていくものだと思います。また、プレイヤー側から生まれた「光のおとうさん」のドラマ化や映画化がヒットしてとてもうまい具合にすべてが進んでいます。怖いぐらい順調なので今後どうなってゆくのかはプレイヤーではない方も要注目です。
ゲーム内容についてですが、この漆黒になってからモンハンアイスボーン同様に戦闘のアクションに大きなテコ入れがありました。今まではアクションやアビリティーの数が多すぎてコントローラーで遊ぶ場合にはボタンが足りない問題がありましたが、よりシンプルにしてあまり有用ではないアクションを上手く減らすことに成功しました。
また、ネットワークゲームとしてこのFF14の運営はプレイヤーとの対話を通じてすべて言いなりになるわけではなく、また、全く取り合わないわけでもないとても良いバランスになりたっています。出来ないものはなぜ出来ないのかをちゃんと説明するとことはすべてのネットゲーム運営者は見習うものがあると思います。
第1位 DEATH STRANDING(デスストランディング)
こちらは言うまでもなく全くの新作です。こちらのレビューでいろいろ語っているのでここではあまり言うことはありません。しかも、その後プラチナトロフィーを獲得したのでプラチナトロフィーレビューでも将来とりあげます。
※その後、プラチナトロフィーレビューを書きました。
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とにかくこのゲームは「とてつもないプレッシャーのもとその期待に見事こたえた」。この一言につきると思います。まさに2019年プレイステーション4末期の傑作です。
SEKIROは?
SEKIROは個人的な都合ですが、あまりプレイできませんでした。剣で受ける戦い方がまだ良く理解できないうちにあまり遊ばなくなってしまいました。ダークソウル3ではプラチナトロフィーを獲ったのでフロム・ソフトウェアのアクションゲームは嫌いではありません。が、「NieR:Automata Game of the YoRHa Editon」をプラチナトロフィーを獲得するまで遊んでしまいました。なぜかというとファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズでこのニーア オートマタのコラボが決定していたからです。漆黒のヴィランズ発売前にクリアしておきたかったのと、気に入ったのでプラチナトロフィーを狙うようになってしまったからです。
ゲームというのはプレイする時期を逃すとなかなか出来なかったりするものです。というわけでこのSEKIROとは不幸なすれ違いが起きてしまいました。
もしも私のゲームの腕前が物凄いものであるならばSEKIROを攻略しつつニーアも行けたかもしれませんが、SEKIROの攻略は時間的にも精神的にもタフなものなのであの時の私には無理でした。
総評
今までは任天堂とカプコンだけがなんとかがんばっている感じでしたが、 本家GOTYで日本のゲームの名前が増えてきたことからも分かる通り近年(2017年くらい)から日本のゲームに勢いがでてきたことがとても嬉しいです。
2020年はなんといってもプレイステーション5やXbox series Xといった新型ハードが最もきになります。プレイステーション4のときのように日本だけ(主要国の中で)年明けでの発売にならないことをただただ祈るばかりです。あとは現行プレイステーション4世代の末期ということで実りの時期を迎えているのでどんな傑作たちが待ち構えているか非常に楽しみです。
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