Life is Strange 2 が3月26日(木)に発売されるということで急遽アップします。
Life is StrangeはDetroit: Become Humanと同じようなマルチエンディング、マルチストーリーのアドベンチャーゲームです。
個人的には超オススメです。
世界観や規模は違いますが、Detroit:が好きだった人は楽しめると思います。
Detroit: Become Humanについては以前記事を書いたのでよろしければ読んでみてください。
AAAとBBB
Detorit: Become Humanは誰もが認めるAAAタイトルです。
すべての分野においてのクオリティーが高い素晴らしいゲームです。
ヒト、モノ、カネを膨大につぎ込んで作られていることは想像に難くありません。
それに対してこのLife is StrangeはBBBタイトルだというのはあまりに失礼な書き方かもしれません。BBBといえば債権の格付けとしては投資適格とはされていますが低いです。
逆にいえばこのゲームはDetroit: Become Humanほどのコストをかけずに世界で賞を受賞するほど成功したコスパにすぐれたゲームです。これはゲームを作ったり売ったりする立場からだけでなく、遊ぶ側からしても値段も安くボリュームもそこそこで丁度良いので、Final Fantasy VII REMAKEやBIOHAZARD RE:3の発売が迫っている今でもさくっと遊べてしまえます。
私はAAAのゲームばかりを遊んでいると胃もたれではないですが、疲れてしまうことがあります。ゲームのボリュームもそうですが、グラフィックがあまりにも美しすぎるとゲームの進行と関係のない部分まで気になってしまいます。
しかしながら、このゲームはグラフィックはほどほどなので他の部分に気をとられることなく物語に没頭することができました。
しかも、今ではiOSやAndroidでもプレイできるようなのでより気軽さが増しました。
女子の友情と青春の物語
舞台はアメリカですが、このゲームの物語は学園もので、女子の友情と青春の物語なので感情移入しやすいと思います。主人区のマックスはパッケージの絵を見ただけではあまり魅了的に思えないかもしれませんが、そんなことはありません。このゲームはパッケージが良くありません。フランスのデベロッパーのセンスなのかもしれませんが、日本人的にはもっと良いパッケージにすればもっと売れた(日本で)と思います。
時間を巻き戻す能力
この「時間を巻き戻す能力」がこのゲームのシステム的にもストーリー的にも肝の部分です。
主人公のマックスがこの能力を使い、後の展開を少し知った上で時間少し戻してやりなおすことができます。その時点では良かれと思って時間を巻き戻してやり直したとしても、後々にそれが本当に良かったのかといえるのかはわかりません。まさに人間万事塞翁が馬なゲームです。
このちょっとした選択の違いで物語の展開がものすごく変わってしまいます。中には相当ショッキングな展開もあります。Detroit: Become Humanと同じく、とにかくゲームオーバーがないのでとりあえずは最後まで遊んでみることを強くおすすめします。そして、あとから気になった部分をやり直したくなるつくりも同じです。
獲得するのに苦労したトロフィー
正直言ってないです。
とはいっても決まったエピソードの決まった場所で写真をとらなくてはならないのでそこをすべて巡るのは時間がかかります。
このゲームが気に入ってトロコンしたいと思ったら、攻略サイトをみながら特に苦労することなく獲得できます。
プラチナトロフィーやトロコンに興味があるかたには超おすすめのゲームのひとつです。
まぁ、iOSやAndroidの場合は関係ないと思いますが。
アドベンチャーゲームの可能性
AAAのDetroit: Become Humanのようなゲームを作ろうとするのは相当大変というか無理に近いものがあるでしょう。しかし、Life is Strangeのようなゲームならばストーリーとキャラクターさえよくできていればこれほど素晴らしいゲームにすることが出来るという将来に素晴らしい影響を残したゲームです。
素晴らしいストーリーとキャラクターを作ることがどれほど大変なことであるかは言うまでもありません。しかし、日本のコンテンツはこの2つが特に優れているところなので、資金力の乏しい日本が世界と渡り合うにはこのアドベンチャーゲームという分野にとてつもない可能性を感じます。
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