【2025年版】3DCG用PCの選び方 『おすすめスペック紹介』【Maya, Blender, Unreal Engine】

当ページのリンクには広告が含まれています。
3DCG用PCの選び方

3DCGはマシンパワーを要求する分野です。

よって、3DCG用PCのスペックは非常に重要です。

つまり、適当にPCを選んでしまうと後悔することになります。

そうしたわけで、3DCGのためのPCは、いろいろとカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンが最適です。

BTOパソコンとは自分好みにカスタマイズして受注生産するパソコンのことです。

もちろん、自作PCでも構いませんが、すべて自己責任になってしまうことは覚悟しましょう

特に、仕事で使う場合にはマシントラブルは命取りになります。

そうした意味でもBTOパソコンが最適です。

また、ゲーミングPCも高性能です。よって、3DCG用のクリエイティブ用途のPCとどう違うのかという問題もあります。ゲーミングPCでももちろん十分ですが、必ずしも十分ではないとも言えます。そのあたりについても触れます。

前提条件として3DCGアプリケーションはMayaまたはBlenderを使用することとします(両方使用してもかまいません)。さらに、Unreal Engine 5 も使用することとして話をすすめます。

ちなみに、このページで紹介するPCはWQHD(2560×1440)以上の解像度(広い画面)で、快適に作業できるPCを主なターゲットとしています。

とにかく、早くおすすめのPCを知りたい方は「こちら」から進んでください

しかし、これから3DCGをはじめるにあたって、まずは安価なモノを購入してスタートしたい場合は「こちら」におすすめのPCを2つピックアップしてあります

なぜこれらのアプリケーションを選ぶのかについては過去の記事を御覧ください。

ここでは、簡単に説明しておきます。

Mayaはハリウッド映画やビデオゲームの開発で使用されている業界スタンダードの3DCGソフトウェアです。有名な映画やゲームではほとんどこのMayaが使用されている(実際はMayaだけでなく他のものも使われています)と考えてください。つまり、将来ゲームや映画を作りたいと思っている人はMayaを選びましょう(Mayaの場合は、特に大人数のチームでの制作に向いています)。

次にBlenderは無料で使えるオープンソースソフトウェアです。しかも、いわゆるGAFAM(Google, Amazon, Facebook(現Meta), Apple, Microsoft)がBlender Development Fundという開発基金の後援になっています。また、GAFAMだけでなく、NVIDIA、AMD、intel、Adobe等名だたる企業が参加しています。この事実だけでも最も勢いのある3DCGアプリケーションであることがわかるでしょう。つまり、無料ですぐに3DCGをはじめたい人はBlenderを選びましょう(仕事の場合でも個人や少人数で完結するプロジェクトの場合、Blenderはとても有用です)。

Unreal Engineは、フォートナイトで有名なEpic Gamesのゲームエンジンです。フォートナイトだけでなく、世界中のハイエンドのビデオゲームの開発で使われています。Unreal Engineで作ったものが相当な売上がないかぎり(個人レベルで使用する場合はほぼ無料)はで使用できます。また、リアルタイムレンダリングが非常に優れているので映像分野でも使用されるようになりました(ゲームに興味がない人でも注目すべきです)。ゲームエンジンという特性上、Unreal Engineは、MayaやBlenderといったDCC(Digital Content Creation)ツールと一緒に使うことで本領を発揮します。よって、MayaかBlenderがある程度使えるようになってから取り組めば良いでです。

このようにおすすめの3つの中の2つが無料で使用できます。

よって、ソフトウェア側にはお金を使わずに3DCGを始めることができます(Mayaは将来3DCGを仕事としてやりたい人向けです)。

3DCGに適したパソコン(PC)さえあれば誰でもすぐに始めることが出来ます。

本当に非常に良い時代になったものです。

では一体どんなPC用意したらよいのでしょうか。

結論は、WindowsのデスクトップでNVIDIAのGeforceRTXのグラフィックカードを搭載したものです。

ちなみに「グラフィックカード、ビデオカード、グラフィックボード(グラボ)」と呼び方はいろいろありますが、同じものです。Googleで調べた結果「グラフィックカード」が最も検索結果が多かったので「グラフィックカード」を使用しています。
個人的なイメージでは、「ビデオカード」は古く(Windows95以前のDOS/Vパソコン)からPCに親しんでいる人。「グラフィックカード」は「ビデオカード」という言い方はさすがに古臭いと思っている人。「グラフィックボード(グラボ)」は比較的最近(グラフィックカードが分厚くなってから)の人です。
私の場合は、うっかり「ビデオカード」と言ってしまうことがたまにあります。略して言うときは「グラボ」が多いです。

BlenderならMacという時代が来るかもしれません

M2のMacでの検証ですが、今のM4のMacがどのくらいパワーアップしたか気になるところです。こういうのを見るとM3 Macbook Air(15インチ)が欲しくなる…(3DCGをやるならWindowsのデスクトップです!)。

※M4 MaxチップのGeekbench 6ベンチマークスコアでは、Core Ultra 9 285KとRyzen 9 9950Xに勝利したという衝撃的なニュースがあります。しかし、外付けGPUが使えないという時点で3DCG用途ではMacよりWindowsなのは、変わりません。

Blenderの場合はApple siliconのmetalにも対応するようになったのでワンチャンMacもありかもしれませんが、まだ時期尚早といったところです。Unreal Engine 5 のことも考えるとWindowsを強くおすすめします

ラップトップ(ノートPC)の場合はどうしても性能的に見劣りしてしまう点と割高になってしまう点からおすすめはできません。セカンドマシンとして用意するならばありですが、まずはデスクトップのメインマシンを用意しましょう。

私はMayaを20年程度使用しています。そのため、我が家では何台ものBTOパソコンが世代交代してきました。その経験を踏まえ、MayaやBlender(それ以外のDCCツールも)、そしてUnreal Engine 5 を使う上でどのようなPCが良いのか考えて行きます。

特にMayaやBlendrといったDCCツールを使用するためにBTOパソコンを選ぶ場合はより参考になると思います。

PCを選ぶ際のスペック等の話は、PCに詳しくない人にとっては専門用語ばかりで難しいと感じるはずです。

とにかく、どのPCを買えばいいのか具体的に早く知りたい方は3DCGをはじめるならこれを買え!《PC編》を御覧ください。予算別におすすめPCをピックアップしています。

目次

3DCG向けPCのスペック【Maya, Blender, Unreal Engine】

想定する3DCG環境はMaya、またはBlender、そしてUnreal Engine 5です。

主にMaya向けの3DCG用PCということでお話します(BlenderはMayaが動く環境ならば問題ないと判断したため)。Mayaを使用するには費用がかかります。せっかくBTOしたのにMayaが動かなかったというリスクは避けたいからです

そして、Unreal Engine 5(UE5) についてです。

現在ではMayaが求めるスペックよりもUE5が要求するもののほうが厳しいです。

UE5をどれだけ使いたいかによって「どれくらいの性能のPCが必要か?」が決まります。

MayaやBlenderだけでモデリングからレンダリングまでして終わりならばそれほどのスペックは必要としません。

もちろん、大規模なシミュレーションを必要とするエフェクトを作りたいといった場合は別です。そうした場合はハイエンドのものを揃えなければなりません。

ゲーミングPCとの違い

自作PCやBTOパソコンに詳しいかたはゲーミングPCとどう違うのかが気になるところだと思います。

ゲーミングPCとの一番の違いはメモリを多く積むことです。

昔はQuadroといったGeForceと同じチップを使いながらも高価なワークステーション用のグラフィックカードを使用する必要がありました。そうしないとMayaを使用した場合、表示上の不具合が起こることがありました。

そうした訳でQuadroというワークステーション用のグラフィックカードを使用することが推奨されていましたが、今ではUureal EngineのおかげもあってGeForceのRTXを使えば間違いない状況になりました

ただし、グラフィックスドライバにはクリエイティブ用途の「Studioドライバ」を使用することになります。

そういったわけでUnreal Engineに感謝しながら予算に合わせてGeForce RTXのグラフィックカードを選びましょう。

もし、今手元にゲーミングPC(GeForce RTXの)があるようでしたら、主にメモリを追加するなどするだけでも十分な場合もあるでしょう。そういった場合はまずは手元にあるゲーミングPCで3DCGを始めてみてください。

3DCG向けPCの特徴

  • OSはWindowsのProバージョンを使ったほうが無難
  • メモリはゲーミングPCよりも多く積む(できれば64GB以上、せめて32GB)。
  • グラフィックカードはNVIDIAのものを選ぶ。GeForce RTXが良い。
  • GeForceのStudioドライバを使う。
  • グラフィックカードはメモリ容量が大きいものを選ぶ。
  • CPUはコア数が多いものを選ぶ。
  • 作業領域が狭いと使いづらいのでモニターは大きめ(27インチ以上、マルチモニターも推奨)を選ぶ。

Windowsは「Pro」バージョンを選ぶ

Windowsの「home」と「Pro」の違いは、機能面での違いはもちろんのこと、セキュリティー面であったり、「Home」ではドメインに参加できないといった問題があります。これらの問題を考えても「Pro」を選んでおけば間違いないと言えます。

さらに、最大のメモリ容量が「Pro」では2TBであるのに対し、「Home」は、128GBまでしかありません。現状では128GBまであれば十分ですが、過去のPCのハードウェアのメモリ搭載量の増え具合からすると、将来的に不安がないわけではありません。思ったよりも早くメモリ256GB時代がやってくるでしょう。

Mayaに関しては、Maya2020の動作環境まではWindows10Professionalという記述がありましたが、Maya2022の動作環境以降からはProfessionalの記述はありません。また、Maya2023の動作環境からはWindows11も対象となっています。よって、今から購入する場合はProでなくても良いのかもしれませんが、20年近くMayaを使っている者からするとProを選ぶ方が無難でしょう(1万円弱高くなってしまいますが、逆に言えば1万円弱節約してまで「Home」にするメリットはありません)。

そして、Windows10か11かの問題に関しては、サポートがなくなってしまうのが時間の問題なので今から買うのであればWindows11をおすすめします。

結論として、今から選択するのであればOSは、「Windows11 Pro」ということになります。

そういったわけで私は、「Windows 2000」以降は、Proバージョンしか購入したことがありません。

よって私の経験上使ったことのないということからも「Home」をおすすめすることはできません。

メモリは理想は64GB以上、最低でも32GB以上

メモリに関してはUnreal Engine 5でゲームを開発するための合理的なガイドラインにしたがって64GB以上が望ましいです。

  • Windows 10 64-bit (Version 20H2)
  • 64 GB RAM
  • 256 GB SSD (OS Drive)
  • 2 TB SSD (Data Drive)
  • NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER
  • Xoreax Incredibuild (Dev Tools Package)
  • Six-Core Xeon E5-2643 @ 3.4GHz
UNREAL ENGINE 5 ハードウェアおよびソフトウェアの仕様 より

とはいっても64GBは金銭的に厳しい場合は少なくとも32GBは欲しいところです。

Unreal Engine 5は結構です。触りませんという場合ならば16GBでもいけるかもしれませんがおすすめはしません(金銭的に余裕はないけれど、とにかく3DCGをやってみたい場合にはありです。3DCGができる環境がないのでは何もはじまりません)。

メモリスロットの空きを作っておいて、あとから増設して64GBまで(またはそれ以上)増やせるようにしておきましょう。

グラフィックカードに関してはGeforceRTXの5000番代(または4000番代)を予算に合わせて選びましょう

できることならばグラフィックカードのメモリも多めのものをおすすめします。

BTOパソコンとは関係のない話ではありますが、モニターに関しては作業領域はできるだけ広くとりたいので大きいものやマルチモニターを推奨します。FPSのようにモニターが広すぎる不利になることは絶対にありません。さらに、できれば目が疲れにくいものが望ましいです。

とはいえ、使えるモニターを持っているのであれば、それを使ってそのぶんBTOパソコンのほうにコストをかけましょう。

CPUは「intel」か「AMD」か?

結論から言うと、今の段階では、AMDのCPUをおすすめします

※2024年10月現在、「0x12B」というマイクロコードを適応することで、intelの13,14世代CPUの不具合問題は解決されましたが、この問題についてよくわからない場合はAMDのCPUにしておきましょう。

特に、Ryzen7000シリーズのX3Dプロセッサー(AMD Ryzen™ 9 7950X3D、Ryzen™ 9 7900X3D、Ryzen™ 7 7800X3D、Ryzen™ 7 9800X3D)はゲーミング性能最強と言われるだけあり、特におすすめです。

なぜなのか知りたい方は、「intel cup 劣化」などのキーワードでググってみてください

PCを選ぶ際に一番最初に決めるのはCPUなので、そのCPU選択に迷う必要がないので、GPU選びのほうに労力を使いましょう。

intelの第13世代と第14世代CPUの不具合問題は解決されましたが、よくわからない場合は、AMDのCPUのPCをおすすめします。一般的に言われているintelのCPUとAMDのCPUの特徴は、上の表のとおりです(他にはAMDのほうがややコスパに優れています)。

ちなみに私はintelのCPUのPCしか購入したことがありません。よってAMDに関しては詳しくないことをここで白状しておきます(笑)。

今はCPUよりもGPUの重要性が高まっている状況です。

とはいえCPUは心臓部分なので最重要パーツであることは今も昔もかわりません。

コア数を考えると、intelはcore i7(core Ultra 7)以上(13,14世代CPUの場合は「0x12B」というマイクロコードを適用してください)、AMDはRyzen 7以上のものにしましょう。

コア数はレンダリングのスピードに関わってきます。たくさんレンダリングしたい人は、core Ultra 9、またはRyzen 9を検討しましょう。

せっかく良いグラフィックカードを使っていてもCPUがボトルネックになってしまったら本末転倒です。

2024年12月現在
こちらの不具合問題は、「0x12B」というマイクロコードを適用することで、解決済みということになりました。
しかし、すでに不具合や劣化を起こしてしまったCPUについては問題は解決されることはありません。
PCに詳しくない人は、第13世代、14世代のintelのCPU購入(安くなっていても)はやめておいたほうが無難です。

この話がよくわからない場合は、AMDのCPUにしておきましょう。

グラフィックカードはNVIDIA1択

グラフィックカードの分野ではNVIDIA一強なのは昔から変わっていません。

intel 13600K vs RTX 4090

Mayaの場合はArnoldでNVIDIAのGPUでGPUレンダリングができます。

RTX 4090が相手では…。せめてCore i9のCPUと勝負してほしかったところですが、GPUレンダリングの速さを知るには十分すぎます。

M1 Pro(CPU) vs M1 Pro(GPU) vs Ryzen 5900x(CPU) vs RTX 3070Ti(GPU)

BlenderでもGPUのほうが速いことがわかります。この動画を見る限りでは3DCGはMacよりもWindowsだということがわかります。

Blenderの場合はAMDのRadeonや、Apple siliconのMetalでもGPUレンダリングができますが、やはりNVIDIAのGeForce RTXがベストチョイスです

オンボードグラフィックスは必要か?

普段はグラフィックスカードを使うのでマザーボードに内蔵されているオンボードグラフィックスは使いません。

そう考えると少しでも安く済ませるためにはオンボードグラフィックスなしのモデルのほうがベターです。

しかし、私にはグラフィックスカードが壊れた経験があります。

そのときは内蔵グラフィックスカードがあったことでPCを起動してグラフィックスカードが故障したという事実を突き止めることが出来ました。

私の経験から、「もしもの時のためにオンボードグラフィックスはあったほうが安心です」とだけは言っておきます。

必ずオンボードグラフィックスがあるもの(マザーボード)を選べとは言いませんが、頭の片隅に記憶しておいてください。

メモリはできれば64GB以上、少なくとも32GBは欲しい

上でも触れましたが、メモリは64GB以上は欲しいところです。

ゲーミングPCと3DCGなどのクリエイティブ用途のPCとの一番の差は必要とされるメモリの容量になります。

目安としてはゲーミングPCや一般的なPCで◯◯GB以上欲しいと言われている倍は欲しいと思っておいてください。

今(2025年)の風潮だとPCのメモリは32GBは欲しいという声が増えてきています。よってクリエイティブ用途のPCでは64GBは欲しいです。もちろん予算がある人は128GBのほうがベターなのは言うまでもありません(128GBあればより長く使えるでしょう)。

とはいえ、メモリを64GBにするとコストが跳ね上がってしまうので、最低32GBのラインは死守したいところです。

しかし、金銭的にどうしても厳しい場合は16GBでも3DCGをやるためのPCを用意してください。その場合はあとからメモリを増設できるように空きスロットを用意しておきましょう(安価なPCで3DCGをはじめる場合はコスト重視で割り切ることも大事です)。

3DCG向けのPCにおけるパーツの優先順位【Maya, Blender, Unreal Engine】

3DCG用のBTOパソコンを選ぶ上で優先すべき順位は次のとおりです。

グラフィックカード(GPU) > CPU > メモリ > ストレージ

実際にBTOパソコンを選ぶ際は最初にCPU(チップセット)から選びます(intel or AMD)。そういった意味ではCPUが一番大事ですが、CPUよりもGPUに費用をかけるべきなのでこの順位としました。

2024年12月現在。
intelの13世代と14世代CPUの主にKつきモデルと呼ばれるハイエンドCPUに不具合、または劣化と言われる問題が発生しています。
この問題を回避するためにはBIOSを変更してCPUのクロックを下げることになるのですが、そうするとKつきモデルの本来のパフォーマンスから大幅に下がった性能しか発揮できなくなってしまいます(壊れるよりは良いですが…)。

intelによると「0x12B」というマイクロコードを適用することでこの不具合問題は解決するとのことですが、

何を言っているかよくわからない初心者の方がintelのCPUを購入することはおすすめしていません。

CPUとメモリの順位に関してはメモリはあとから増設することが比較的簡単ですが、CPUの交換は簡単なものではないのでこの順位にしました。予算が厳しい場合はメモリはあとから増設することを想定してスロットを開けておきましょう。

ストレージに関しては、起動ドライブを交換するのはなにかと面倒で、メモリを増設するほうが楽です。しかし、この順位としました。

  • 【グラフィックカード(GPU)】 NVIDIA GeForce RTX 5000(4000)番台(安くても古い世代のものは避けたい)。
  • 【CPU】intelならばcore Ultra 7以上、AMDならばRyzen 7以上(GPUほどではないが、新しい世代のほうが好ましい)。
  • 【メモリ】可能ならば64GB以上(少なくとも32GB以上は欲しい)。
  • 【ストレージ(SSD)】起動ディスク(Cドライブ)は、できればm.2のNVMe接続のもの。1TB(最低でも500GB)は欲しい。2TBならばなお良し(起動ドライブの空き容量不足は動作が不安定になるため余裕がほしい)。

優先順位が上の通りだからといって、GeForce RTX 5090にcore i3のCPUに8GBのメモリで、起動ドライブに256GBのSSDといった偏った一点豪華主義(そういう人はいないと思いますが…)のような構成はいけません。

それぞれのバランスを考えた上で、コストを削減する場合はグラフィックカードのランクを下げるのが現実的です。グラフィックカードを交換するのはそれほど難しくないからです。

ストレージを節約したい場合は起動ディスクはある程度きちんとしたものにして、データドライブを安くすませる、または、なくす(後で増設する)ようにしましょう。

おすすめのBTOパソコン【Maya, Blender, Unreal Engine】

BTOパソコンでおすすめのものをいくつかピックアップしておきます。

上に書いた内容を理解した上で、予算に応じてカスタマイズしてください。

マウスコンピューター

「パソコン買う、ならまずマウス。」ということで、まずはマウスコンピューターから紹介します。

マウスコンピューターの最大のウリは、標準無償保証期間が3年ということです。

ほかのBTOメーカーでは保証期間1年が標準で、オプションで追加料金を払えば2年、3年と延長することが出来ます。しかし、マウスコンピューターは標準無償保証期間が3年なので購入後の心配がありません。初心者から上級者まですべての人が受けられる素晴らしい恩恵です。

そして、マウスコンピューターにはDAIVというクリエイターパソコンのブランドがあります。

3DCGの制作現場においてもよく使用されている安心のブランドです

マウスコンピューターは店舗数が少なく、国内の工場で組み立てているのでコスパにも優れています。

また、BTOパソコンで有名な大手ということで安心感もあります。

DAIVのパソコンを選んで置けば間違いないです。

トータルで考えると一番のオススメです

DAIV FX-I7G7A

DAIV FX-I7G7A
デフォルト構成おすすめ構成
OSWindows 11 Home 64bitWindows 11 Pro 64bit
CPUインテル(R) Core(TM) Ultra 7 プロセッサー 265K (20コア / 8 P-cores / 12 E-cores / 20スレッド / 最大5.5GHz / 30MB)インテル(R) Core(TM) Ultra 7 プロセッサー 265K (20コア / 8 P-cores / 12 E-cores / 20スレッド / 最大5.5GHz / 30MB)
CPUクーラー水冷CPUクーラー (240mm長の大型ラジエーターで強力冷却)水冷CPUクーラー (240mm長の大型ラジエーターで強力冷却)
MBインテル(R) Z890 チップセット ( ATX / SATA 6Gbps 対応ポートx4 / M.2スロットx3 )インテル(R) Z890 チップセット ( ATX / SATA 6Gbps 対応ポートx4 / M.2スロットx3 )
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER / 16GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER / 16GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )
メモリ32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR5-5600 ) / デュアルチャネル ]32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR5-5600 ) / デュアルチャネル ]
M.2 SSD2TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )2TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )
電源850W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )850W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )
価格469,800円(2025/1/18現在)478,600円(2025/1/18現在)
Mayaを使いたい場合はWin11Proにしましょう。

一番のおすすめが、最新のインテル Core Ultra 7 プロセッサーにNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載したこちらのモデルです。コスパに優れ、バランスの取れたモデルです。標準構成で469,800円(2025/1/18)です。

おすすめ構成は、OSをWindows11Proに変更した構成の478,600円(2025/1/18現在)です。

ちなみにこちらのインテルのCPUは、最新のCore Ultraなので、13,14世代にあった不具合問題ははないので、安心してください。

また、パソコン下取りサービスを利用すると、1,100円OFFになるので、利用できる方は忘れずに。

しかし、もう少し予算を出せるならばG TUNE FZ-I7G8S(Core Ultra 7)のほうをおすすめします。

上の構成以上に予算が出せる場合は、G TUNE FZ-I7G8S(Core Ultra 9)をおすすめします。

これらはGeForce RTX 4080 SUPERを搭載したハイエンド構成です。

G TUNE DG-A7G7S

G TUNE DG-A7G7S
デフォルト構成おすすめ構成
OSWindows 11 Home 64bitWindows 11 Pro 64bit
CPUAMD Ryzen 7 5700X プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.4GHz / ブースト時最大4.6GHz / L3キャッシュ32MB )AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.4GHz / ブースト時最大4.6GHz / L3キャッシュ32MB )
CPUクーラー水冷CPUクーラー (240mm長の大型ラジエーターで強力冷却)水冷CPUクーラー (240mm長の大型ラジエーターで強力冷却)
MBAMD B550 チップセット ( Micro ATX / DDR4 / SATA 6Gbps 対応ポート×6 / M.2スロット×2 )AMD B550 チップセット ( Micro ATX / DDR4 / SATA 6Gbps 対応ポート×6 / M.2スロット×2 )
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER / 12GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER / 12GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )
メモリ32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR4-3200 ) / デュアルチャネル ]32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR4-3200 ) / デュアルチャネル ]
M.2 SSD1TB (NVMe Gen4×4)1TB (NVMe Gen4×4)
電源750W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )750W 電源 ( 80PLUS(R) Gold )
価格299,800
279,800円(2025/1/18現在)
294,100円(2025/1/18現在)
Mayaを使いたい場合はWin11Proにすると「+8800円」です。

「G TUNE DG-A7G7S」は、AMD Ryzen 7 5700XプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載したコスパに優れた超おすすめのPCです。上で紹介した「DAIV FX-I7G7A」が高くて厳しい場合はこちらをおすすめします。

セール中ということもあって、標準構成で279,800円(2025/1/18現在)です。

おすすめ構成は、WindowsをProバージョンにして、電源を750WのGOLD認証のものに変更すると、294,500円(2025/1/18現在)です。

ちなみに電源がデフォルトのままだと、288,600円(2025/1/18現在)です。

ただ、私は過去に電源のトラブルの経験があるので、少額の投資で良い電源にアップグレード出来るならばしておいたほうが良いと判断しましたが、必須のアップデートではないためコスト重視の場合はデフォルトの電源でもOKです。

また、パソコン下取りサービスを利用すると、1,100円OFFになるので、利用できる方は忘れずに。

ほかにもマウスコンピューターのPCを知りたい場合は「3DCGをはじめるならこれを買え!《PC編》」の記事を読んでください。予算別におすすめPCを紹介しています。こちらの構成よりも安価なものも提案していますので、参考にしてみてください。

FRONTIER

FRONTIERはコスパに優れたBTOパソコンメーカーです。

とにかく安く3DCGをはじめたい方には超おすすめです。

そうしたFRONTIERで安価なPCをお探しの方は、こちらでスペックについて詳しく紹介しているので、カスタマイズの際の参考にしてください。

クリエイター向けのCR seriesという新しいラインナップが追加されました。
最新のRyzen 9000シリーズのCPUと、RTX 4070 Ti SUPER、RTX 4080 SUPER売り切れ)、RTX 4090(売り切れ)のグラフィックカードを搭載した3つのモデルで構成されています。さらに、1200Wの静音電源など高品質なパーツから構成されています。
高品質なものをお探しの方はチェックしてみてください。

FRMFGB860P/CU7

CPUが「intel Core Ultra 7 プロセッサー 265F」で、GPUが、「NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER」という高性能なおすすめスペックのFRMFGB860P/CU7を紹介します。

>
FRMFGB860P/CU7
デフォルト構成おすすめ構成
OSWindows 11 Home 64bit版 [正規版]Windows(R) 11 Pro 64bit版[正規版]
CPUインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265F( 2.4GHz[P-core][最大5.3Ghz]20コア / 20スレッド / 30MB L3キャッシュ)インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265F( 2.4GHz[P-core][最大5.3Ghz]20コア / 20スレッド / 30MB L3キャッシュ)
CPUクーラー[MSI製]水冷CPUクーラー[ブラック]【MAG CORELIQUID I240 / 冷却ファン】[MSI製]水冷CPUクーラー[ブラック]【MAG CORELIQUID I240 / 冷却ファン】
MB【MSI製】 MSI PRO B860-P WIFI(ATX/Wi-Fi搭載)【MSI製】 MSI PRO B860-P WIFI(ATX/Wi-Fi搭載)
グラフィックス【MSI製】NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB[ブラック]【HDMI x1/ DisplayPort x3】【MSI製】NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB[ブラック]【HDMI x1/ DisplayPort x3】
メモリ32GB (16GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM32GB (16GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM
M.2 SSD【NVMe SSD PCIe4.0】1TB MSI M480 PRO(読出7400MB/s,書込6000MB/s)【NVMe SSD PCIe4.0】1TB MSI M480 PRO(読出7400MB/s,書込6000MB/s)
電源【MSI製】850W ATX電源 80PLUS GOLD(MAG A850GL/日本製コンデンサ仕様)【MSI製】850W ATX電源 80PLUS GOLD(MAG A850GL/日本製コンデンサ仕様)
価格354,800円(2025/2/6現在)363,600円(2025/2/6現在)
Mayaを使いたい場合はWin11Proにしましょう。

標準構成で354,800円(2025/2/6現在)です。

「intel Core Ultra 7 プロセッサー 265F」と「NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER」という組み合わせです。

intelのCore Ultraシリーズは、以前の13,14世代にあった不具合問題とは無縁なので安心して購入できます。

おすすめは、OSをWindows11 Proへ変更しただけの、368,600円(2025/2/6現在)で良いでしょう。

さらにセール中なので、メモリを64GBにアップグレードした場合でも、385,600円(2025/2/6現在)です。

さらに、SSDを2TBにアップグレードした場合でも、396,600円(2025/2/6現在)と40万円以内に収めることが出来ます。

TSUKUMO

TSUKUMOは、秋葉原にある老舗のPCショップです。

個人的には秋葉原に行った際には必ずと行ってよいほど立ち寄るくらいに、昔から馴染みのあるお店です。

そのTSUKUMOで期間限定のセールの超おすすめのものがあったので紹介します。

G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7A-M245/BH

G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7A-M245/BH
デフォルト構成おすすめ構成
OSWindows 11(R) Home 64bit版 Windows(R) 11 Pro 64bit版
CPUAMD Ryzen 7 9700X プロセッサー(3.8GHz[最大5.5GHz]/8コア/16スレッド/32MB L3キャッシュ/ TDP 170W)AMD Ryzen 7 9700X プロセッサー(3.8GHz[最大5.5GHz]/8コア/16スレッド/32MB L3キャッシュ/ TDP 170W)
MBAMD B650 ATXマザーボード (ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI)AMD B650 ATXマザーボード (ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI)
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB【HDMI / DisplayPort x3】NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER 16GB【HDMI / DisplayPort x3】
メモリ32GB (16GB x2) DDR5-560032GB (16GB x2) DDR5-5600
M.2 SSD1TB WD BLACK SN770(読込最大5150MB/s,書込最大4900MB/s, NVMe)1TB WD BLACK SN770(読込最大5150MB/s,書込最大4900MB/s, NVMe)
電源【80PLUS GOLD認証】CWT製 GPW850S5(定格850W)【ATX3.0準拠】12VHPWR対応【80PLUS GOLD認証】CWT製 GPW850S5(定格850W)【ATX3.0準拠】12VHPWR対応
送料2200円2200円
価格332,000円(2025/1/17現在)383,700円(2025/1/17現在)

標準構成でも十分魅力的ですが、おすすめ構成は、Windows11 Pro とRTX4080 SUPERにアップグレードした、383,700円(2025/1/17現在)です。

RTX4080 SUPER搭載のPCが30万円台で購入できるとは、めちゃくちゃ破格です

G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-X247/XBH

さらにハイエンドのものをお求めならばこちらのG-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-X247/XBHをおすすめします。

G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-X247/XBH
デフォルト構成おすすめ構成
OSWindows 11(R) Home 64bit版 Windows(R) 11 Pro 64bit版
CPUAMD Ryzen 7 9950X プロセッサー(4.3GHz[最大5.7GHz]/16コア/32スレッド)AMD Ryzen 7 9950X プロセッサー(4.3GHz[最大5.7GHz]/16コア/32スレッド)
MBAMD X870E ATXマザーボード (ASUS ProArt X870E-CREATOR WIFI)AMD X870E ATXマザーボード (ASUS ProArt X870E-CREATOR WIFI)
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER 16GB【HDMI / DisplayPort x3】NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER 16GB【HDMI / DisplayPort x3】
メモリ32GB (16GB x2) DDR5-560032GB (16GB x2) DDR5-5600
M.2 SSD1TB WD BLACK SN770(読込最大5150MB/s,書込最大4900MB/s, NVMe)1TB WD BLACK SN770(読込最大5150MB/s,書込最大4900MB/s, NVMe)
電源【80PLUS GOLD認証】CWT製 GPW850S5(定格850W)【ATX3.0準拠】12VHPWR対応【80PLUS GOLD認証】CWT製 GPW850S5(定格850W)【ATX3.0準拠】12VHPWR対応
送料2200円2200円
価格487,000円(2025/1/17現在)494,700円(2025/1/17現在)

ハイエンドのGPUであるRTX4080 SUPERとハイエンドのCPUであるRyzen 9 9950Xの組み合わせで、50万円を切る価格で購入できます。

おすすめの構成はWindows Proに変更しただけの494,700円(2025/1/17現在)です。

お好みでさらにSSDを2TBにして、510,100円(2025/1/17現在)という構成もおすすめです。

さらに、メモリを64GBまで増やした、536,500円(2025/1/17現在)の構成もおすすめです。

でも、「さすがに50万円超えは…」というのならば、

CPUをRyzen9 9900Xにダウングレードした場合は、SSDを2TBに、さらにメモリを64GBにした場合でも514,500円(2025/1/17現在)です。

@Sycom(サイコム)

サイコムのおすすめはPremium Line X870FD-Aです。

AMDのCPUのモデルで、Ryzen9000シリーズのCPUを選べるようになりました。

AMDのCPUモデルです。

Premium LineのPCは、標準で2年保証がつき、無償オーバーホール(内部クリーニング、CPUグリスの塗り直し、BIOSやドライバの更新、動作確認)を行ってくれます。特に、CPUグリスの塗り直しまでしてくれるところは他にはないのではないでしょうか。また、アップグレードサービスでは、パーツ増設の際のアップグレードに関する相談を受けてくれて、その際のパーツ取付サービスとパーツ下取りサービスがあります

古くなったら新しいものに買い替えるのではなく、自作PCのようにパーツを入れ替えて末永く使い続けることが出来ます

サイコムはパーツの種類が非常に豊富で中上級者向けのイメージですが、この「Premium Line」のモデルならば購入後は初心者でも安心です。

ちなみに私は、このPremium Lineが発売される前に購入したサイコムのBTOパソコンを使用しています。

今度購入する場合は、このPremium Lineで末永く使っていきたいと思っています。

Premium Line B650FD-Mini/T/A」というおしゃれでコンパクトなモデルもありますが、性能的に上限が低いのと、拡張性を考えるとミドルタワーのものをおすすめします。

また、サイコムは水冷パソコンのサイコムとしても有名で、サイコムオリジナルの水冷システムは定評があります。

まとめ

トータルで考えると大手で保証期間が3年もあるマウスコンピューターの私がおすすめしたPCを選んでおけば間違いありません。

FRONTIERはコスパが良いのでintel Core Ultra 7 265FとGeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載FRMFGB860P/CU7

TSUKUMOは、期間限定の超お買い得なG-GEAR プレミアムミドルタワー GE7A-M245/BHが一押しです。なんといっても、RTX4080 SUPERにアップグレードしても30万円台という破格のPCです。もっとハイエンドのものが欲しいならば、G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-X247/XBHが、Ryzen9 9950XとRTX4080SUPERという構成が50万円以下(メモリを64GBでSSDを2TBにした場合でも50万円を少しオーバーする程度)で購入できるのでおすすめです。

パーツを交換しながら末永く1台のPCとお付き合いしたい場合はサイコムのPremium Line「X670FD-A(AMD)」がおすすめです。

上記3つのショップから購入する場合は、迷うことなくすぐに3DCGの世界へ行くことが出来るでしょう。

とにかく安いPCで3DCGをはじめたい人へ

今まで紹介してきたPCはWQHD(2560×1440)以上の解像度で広い画面をつかって快適に作業したい人向けのモデルです。

そこで、ここでは、これから3DCGをはじめる人に向けて、安価なマシン2つピックアップしておきます。

購入される場合はなるべく早く決断してください。

グラフィックカードは使うモニターの解像度によってパワーとメモリを必要とします。

フルHDのモニター1つならばMayaやBlenderは当然のことながらUnreal Engineも動かして勉強するくらいなら可能です。

まず、1つめは、マウスコンピューターのPCNEXTGEAR JG-A5G60です。

FRGKB550/WS109/NTK

2つ目がFRGKB550/WS109/NTKです。

FRGKB550/WS106/NTK
デフォルト構成おすすめ構成
OSWindows 11(R) Home 64bit版 [正規版]Windows(R) 11 Pro 64bit版[正規版]
CPUAMD Ryzen 7 5700X プロセッサー(3.4GHz[最大4.6GHz]/8コア/16スレッド/32MB L3キャッシュ/TDP65W)AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー(3.4GHz[最大4.6GHz]/8コア/16スレッド/32MB L3キャッシュ/TDP65W)
MBASRock B550M-HDV(Micro ATX)ASRock B550M-HDV(Micro ATX)
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 4060 8GB【HDMI x1 / DisplayPort x3】NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB【HDMI x1 / DisplayPort x3】
メモリ32GB (16GB×2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM32GB (16GB×2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM
M.2 SSD【NVMe SSD PCIe4.0】1TB Crucial P3 Plus(読出5000MB/s、書込3600MB/s)【NVMe SSD PCIe4.0】1TB Crucial P3 Plus(読出5000MB/s、書込3600MB/s)
電源【静音電源】600W ATX電源 80PLUS BRONZE(日本製コンデンサ仕様)【静音電源】600W ATX電源 80PLUS BRONZE(日本製コンデンサ仕様)
価格154,800円(2025/2/6現在)163,600円(2025/2/6現在)
Mayaを使いたい場合はWin11Proにしましょう。

標準構成で154,800円(2025/2/6現在)です。

おすすめは、Windows 11 Proに変更しただけの163,600円(2025/1/24現在)でOKです。

予算次第で、SSDを2TB Crucial P3 Plusにアップグレードして、173,500円(2025/2/6現在)。

さらに、念の為に電源を750W ATX 3.0電源80PLUS GOLDにアップグレードした176,360円(2025/2/6現在)という構成もおすすめです。

10万円台のPCで3DCGを始めるならば超おすすめです

どうしても決められない人へ

いろいろ紹介して盛りだくさんの記事になってしまったので、決められない人も多いかと思います。

そうしたあなたのために、予算別に3DCG用PCを具体的にセレクトした記事を書きました。

最後に

3DCG用のPCを手に入れたら「3DCGのはじめかた」を読んでください。

具体的に3DCGをはじめる方法を解説(3DCGソフトは何を使えばよいのか?3DCGソフトをはじめたばかりの時は、どうやって学んでいけばよいのか?等)しています。

具体的には「3DCGソフトは何を使えばよいのか?」「3DCGソフトをはじめたばかりの時は、どうやって学んでいけばよいのか?」等が書かれています。

具体的にMaya(3DCG)を学び始める段階にきたら、以下のロードマップを参考にすると効率良く学習を進めることができます。

すばらしい3DCGライフを!

3DCG用PCの選び方

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次