3DCGはマシンパワーを要求する分野です。
よって、3DCG用PCのスペックは非常に重要です。
つまり、適当にPCを選んでしまうと後悔することになります。
というわけで、3DCGのためのPCは、いろいろとカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンが最適です。
BTOパソコンとは自分好みにカスタマイズして受注生産するパソコンのことです。
もちろん、自作PCでも構いませんが、すべて自己責任になってしまうことは覚悟しましょう。
特に、仕事で使う場合にはマシントラブルは命取りになります。
そうした意味でもBTOパソコンが最適です。
また、ゲーミングPCも高性能です。よって、3DCG用のクリエイティブ用途のPCとどう違うのかという問題もあります。ゲーミングPCでももちろん十分ですが、必ずしも十分ではないとも言えます。そのあたりについても触れます。
前提条件として3DCGアプリケーションはMayaまたはBlenderを使用することとします(両方使用してもかまいません)。そして、Unreal Engine 5 も使用することとして話をすすめます。
ちなみに、このページで紹介するPCはWQHD(2560×1440)以上の解像度(広い画面)で、快適に作業できるPCを主なターゲットとしています。
とにかく、早くおすすめのPCを知りたい方は「こちら」から進んでください。
しかし、これから3DCGをはじめるにあたって、とにかく安いものが欲しい場合は「こちら」におすすめのPCを2つピックアップしてあります。
なぜこれらのアプリケーションを選ぶのかについては過去の記事を御覧ください。
とはいえ、簡単に説明しておきます。
Mayaはハリウッド映画やビデオゲームの開発で使用されている業界スタンダードの3DCGソフトウェアです。有名な映画やゲームではほとんどこのMayaが使用されている(実際はMayaだけでなく他のものも使われています)と考えてください。つまり、将来ゲームや映画を作りたいと思っている人はMayaを選びましょう(Mayaの場合は、特に大人数のチームでの制作に向いています)。
次にBlenderは無料で使えるオープンソースソフトウェアです。しかしながら、いわゆるGAFAM(Google, Amazon, Facebook(現Meta), Apple, Microsoft)がBlender Development Fundという開発基金の後援になっています。また、GAFAMだけでなく、NVIDIA、AMD、intel、Adobe等名だたる企業が参加しています。この事実だけでも最も勢いのある3DCGアプリケーションであることがわかります。つまり、無料ですぐに3DCGをはじめたい人はBlenderを選びましょう(仕事の場合でも個人や少人数で完結するプロジェクトの場合、Blenderはとても有用です)。
Unreal Engineは、フォートナイトで有名なEpic Gamesのゲームエンジンです。フォートナイトだけでなく、世界中のハイエンドのビデオゲームの開発で使われています。Unreal Engineで作ったものが相当な売上がないかぎり(個人レベルで使用する場合はほぼ無料)はで使用できます。また、リアルタイムレンダリングが非常に優れているので映像分野でも使用されるようになりました(ゲームに興味がない人も注目すべきです)。Unreal Engineは、MayaやBlenderと一緒に使うと本領を発揮します。よって、MayaかBlenderがある程度使えるようになってから取り組めば良いでです。
このようにおすすめの3つの中の2つが無料で使用できます。
よって、ソフトウェア側にはお金を使わずに3DCGを始めることができます(Mayaは将来3DCGを仕事としてやりたい人向けです)。
3DCGに適したパソコン(PC)さえあれば誰でもすぐに始めることが出来ます。
本当に非常に良い時代になったものです。
では一体どんなPC用意したらよいのでしょうか。
結論は、「WindowsのデスクトップでNVIDIAのGeforceRTXのグラフィックカードを搭載したもの」です。
ちなみに「グラフィックカード、ビデオカード、グラフィックボード(グラボ)」と呼び方はいろいろありますが、同じものです。Googleで調べた結果「グラフィックカード」が最も検索結果が多かったので「グラフィックカード」を使用しています。
個人的なイメージでは、「ビデオカード」は古く(Windows95以前のDOS/Vパソコン)からPCに親しんでいる人。「グラフィックカード」は「ビデオカード」という言い方はさすがに古臭いと思っている人。「グラフィックボード(グラボ)」は比較的最近(グラフィックカードが分厚くなってから)の人です。
私の場合は、うっかり「ビデオカード」と言ってしまうことがたまにあります。略して言うときは「グラボ」が多いです。
M2のMacでの検証ですが、M3のMacはどのくらいパワーアップしたか気になるところです。こういうのを見るとM3 Macbook air(15インチ)が欲しくなる…。
Blenderの場合はApple siliconのmetalにも対応するようになったのでワンチャンMacもありかもしれませんが、まだ時期尚早といったところです。Unreal Engine 5 のことも考えるとWindowsをおすすめします。
ラップトップ(ノートPC)の場合はどうしても性能的に見劣りしてしまう点と割高になってしまう点からおすすめはできません。セカンドマシンとして用意するならばありですが、まずはデスクトップのメインマシンを用意しましょう。
私はMayaを20年程度使用しています。そのため、我が家では何台ものBTOパソコンが世代交代してきました。その経験を踏まえ、MayaやBlender、そしてUnreal Engine 5 を使う上でどのようなPCが良いのか考えてゆきましょう。
特にMayaを使用するためにBTOパソコンを選ぶ場合はより参考になると思います。
PCを選ぶ際のスペック等の話は、PCに詳しくない人にとっては専門用語ばかりで難しいと感じるはずです。
とにかく、どのPCを買えばいいのか具体的に早く知りたい方は「3DCGをはじめるならこれを買え!《PC編》」を御覧ください。予算別におすすめPCをピックアップしています。
3DCG向けPCのスペック【Maya, Blender, Unreal Engine】
想定する3DCG環境は「Maya、またはBlender、そしてUnreal Engine 5」です。
主にMaya向けの3DCG用PCということでお話します(BlenderはMayaが動く環境ならば問題ないと判断したため)。Mayaを使用するには費用がかかります。せっかくBTOしたのにMayaが動かなかったというリスクは避けたいからです。
そして、Unreal Engine 5(UE5) についてです。
現在ではMayaが求めるスペックよりもUE5が要求するもののほうが厳しいです。
UE5をどれだけ使いたいかによって「どれくらいの性能のPCが必要か?」が決まります。
MayaやBlenderだけでモデリングからレンダリングまでして終わりならばそれほどのスペックは必要としません。
もちろん、大規模なシミュレーションを必要とするエフェクトを作りたいといった場合は別です。そうした場合はハイエンドのものを揃えなければなりません。
ゲーミングPCとの違い
自作PCやBTOパソコンに詳しいかたはゲーミングPCとどう違うのかが気になるところだと思います。
ゲーミングPCとの一番の違いはメモリを多く積むことです。
昔はQuadroといったGeForceと同じチップを使いながらも高価なワークステーション用のグラフィックカードを使用する必要がありました。そうしないとMayaを使用した場合、表示上の不具合が起こることがありました。
そうした訳でQuadroというワークステーション用のグラフィックカードを使用することが推奨されていましたが、今ではUureal EngineのおかげもあってGeForceのRTXを使えば間違いない状況になりました。
ただし、グラフィックスドライバにはクリエイティブ用途の「Studioドライバ」を使用することになります。
そういったわけでUnreal Engineに感謝しながら予算に合わせてGeForce RTXのグラフィックカードを選びましょう。
もし、今手元にゲーミングPC(GeForce RTXの)があるようでしたら、主にメモリを追加するなどするだけでも十分な場合もあるでしょう。そういった場合はまずは手元にあるゲーミングPCで3DCGを始めてみてください。
3DCG向けPCの特徴
- OSはWindowsのProバージョンを使ったほうが無難。
- メモリはゲーミングPCよりも多く積む(できれば64GB以上、せめて32GB)。
- グラフィックカードはNVIDIAのものを選ぶ。GeForce RTXが良い。
- GeForceの「Studioドライバ」を使う。
- グラフィックカードのメモリも多めのものを選ぶ。
- 作業領域が狭いと使いづらいのでモニターは大きめ(27インチ以上、マルチモニターも推奨)を選ぶ。
Windowsは「Pro」バージョンを選ぶ
Windowsの「home」と「Pro」の違いは、機能面での違いはもちろんのこと、セキュリティー面であったり、「Home」ではドメインに参加できないといった問題があります。これらの問題を考えても「Pro」を選んでおけば間違いないと言えます。
さらに、最大のメモリ容量が「Pro」では2TBであるのに対し、「Home」は、128GBまでしかありません。現状では128GBまであれば十分ですが、過去のPCのハードウェアのメモリ搭載量の増え具合からすると、将来的に不安がないわけではありません。思ったよりも早くメモリ256GB時代がやってくるでしょう。
Mayaに関しては、Maya2020の動作環境まではWindows10Professionalという記述がありましたが、Maya2022の動作環境以降からはProfessionalの記述はありません。また、Maya2023の動作環境からはWindows11も対象となっています。よって、今から購入する場合はProでなくても良いのかもしれませんが、20年近くMayaを使っている者からするとProを選ぶ方が無難でしょう(1万円弱高くなってしまいますが、逆に言えば1万円弱節約してまで「Home」にするメリットはありません)。
そして、Windows10か11かの問題に関しては、サポートがなくなってしまうのが時間の問題なので今から買うのであればWindows11をおすすめします。
結論として、今から選択するのであればOSは、「Windows11 Pro」ということになります。
そういったわけで私は、「Windows 2000」以降は、Proバージョンしか購入したことがありません。
よって私の経験上使ったことのないということからも「Home」をおすすめすることはできません。
メモリは理想は64GB以上、最低でも32GB以上
メモリに関してはUnreal Engine 5でゲームを開発するための合理的なガイドラインにしたがって「64GB」以上が望ましいです。
UNREAL ENGINE 5 ハードウェアおよびソフトウェアの仕様 より
- Windows 10 64-bit (Version 20H2)
- 64 GB RAM
- 256 GB SSD (OS Drive)
- 2 TB SSD (Data Drive)
- NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER
- Xoreax Incredibuild (Dev Tools Package)
- Six-Core Xeon E5-2643 @ 3.4GHz
とはいっても64GBは金銭的に厳しい場合は少なくとも32GBは欲しいところです。
「Unreal Engine 5は結構です。触りません」という場合ならば16GBでもいけるかもしれませんがおすすめはしません(金銭的に余裕はないけれど、とにかく3DCGをやってみたい場合にはありです。3DCGができる環境がないのでは何もはじまりません)。
メモリスロットの空きを作っておいて、あとから増設して64GBまで(またはそれ以上)増やせるようにしておきましょう。
グラフィックカードに関してはGeforceRTXの4000番代を予算に合わせて選びましょう。
できることならばグラフィックカードのメモリも多めのものをおすすめします。
BTOパソコンとは関係のない話ではありますが、モニターに関しては作業領域はできるだけ広くとりたいので大きいものやマルチモニターを推奨します。FPSのようにモニターが広すぎる不利になることは絶対にありません。さらに、できれば目が疲れにくいものが望ましいです。
とはいえ、使えるモニターを持っているのであれば、それを使ってそのぶんBTOパソコンのほうにコストをかけましょう。
CPUは「intel」か「AMD」か?
結論から言うと、今の段階では、AMDのCPUをおすすめします。
※2024年10月現在、「0x12B」というマイクロコードを適応することで、intelの13,14世代CPUの不具合問題は解決されましたが、この問題についてよくわからない場合はAMDのCPUにしておきましょう。
特に、Ryzen7000シリーズのX3Dプロセッサー(AMD Ryzen™ 9 7950X3D、Ryzen™ 9 7900X3D、Ryzen™ 7 7800X3D)はゲーミング性能最強と言われるだけあり、特におすすめです。
なぜなのか知りたい方は、「intel cup 劣化」などのキーワードでググってみてください。
PCを選ぶ際に一番最初に決めるのはCPUなので、そのCPU選択に迷う必要がないので、GPU選びのほうに労力を使いましょう。
intelの第13世代と第14世代CPUの不具合問題は解決されましたが、よくわからない場合は、AMDのCPUのPCをおすすめします。一般的に言われているintelのCPUとAMDのCPUの特徴は、上の表のとおりです(他にはAMDのほうがややコスパに優れています)。
ちなみに私はintelのCPUのPCしか購入したことがありません。よってAMDに関しては詳しくないことをここで白状しておきます(笑)。
今はCPUよりもGPUの重要性が高まっている状況です。
とはいえCPUは心臓部分なので最重要パーツであることは今も昔もかわりません。
できれば、intelはcore i7以上(13,14世代CPUの場合は「0x12B」というマイクロコードを適用してください)、AMDはRyzen 7以上のものにしましょう。
せっかく良いグラフィックカードを使っていてもCPUがボトルネックになってしまったら本末転倒です。
グラフィックカードはNVIDIA1択
グラフィックカードの分野ではNVIDIA一強なのは昔から変わっていません。
Mayaの場合はArnoldでNVIDIAのGPUでGPUレンダリングができます。
RTX 4090が相手では…。せめてCore i9のCPUと勝負してほしかったところですが、GPUレンダリングの速さを知るには十分すぎます。
BlenderでもGPUのほうが速いことがわかります。この動画を見る限りでは、「3DCGはMacよりもWindowsだということがわかります。」
Blenderの場合はAMDのRadeonや、Apple siliconのMetalでもGPUレンダリングができますが、やはりNVIDIAのGeForce RTXがベストチョイスです。
オンボードグラフィックスは必要か?
普段はグラフィックスカードを使うのでマザーボードに内蔵されているオンボードグラフィックスは使いません。
そう考えると少しでも安く済ませるためにはオンボードグラフィックスなしのモデルのほうがベターです。
しかし、私にはグラフィックスカードが壊れた経験があります。
そのときは内蔵グラフィックスカードがあったことでPCを起動してグラフィックスカードが故障したという事実を突き止めることが出来ました。
私の経験から、「もしもの時のためにオンボードグラフィックスはあったほうが安心です。」とだけは言っておきます。
必ずオンボードグラフィックスがあるもの(マザーボード)を選べとは言いませんが、頭の片隅に記憶しておいてください。
メモリはできれば64GB以上、少なくとも32GBは欲しい
上でも触れましたが、メモリは64GB以上は欲しいところです。
ゲーミングPCと3DCGなどのクリエイティブ用途のPCとの一番の差は必要とされるメモリの容量になります。
目安としてはゲーミングPCや一般的なPCで◯◯GB以上欲しいと言われている倍は欲しいと思っておいてください。
今(2024年)の風潮だとPCのメモリは32GBは欲しいという声が増えてきています。よってクリエイティブ用途のPCでは64GBは欲しいです。もちろん予算がある人は128GBのほうがベターなのは言うまでもありません(128GBあればより長く使えるでしょう)。
金銭的にどうしても厳しい場合は16GBでも3DCGをやるためのPCを用意してください。その場合はあとからメモリを増設できるように空きスロットを用意しておきましょう。
3DCG向けのPCにおけるパーツの優先順位【Maya, Blender, Unreal Engine】
3DCG用のBTOパソコンを選ぶ上で優先すべき順位は次のとおりです。
グラフィックカード(GPU) > CPU > メモリ > ストレージ
実際にBTOパソコンを選ぶ際は最初にCPU(チップセット)から選びます(intel or AMD)。そういった意味ではCPUが一番大事ですが、CPUよりもGPUに費用をかけるべきなのでこの順位としました。
2024年5月現在。
intelの13世代と14世代CPUの主にKつきモデルと呼ばれるハイエンドCPUに不具合、または劣化と言われる問題が発生しています。
この問題を回避するためにはBIOSを変更してCPUのクロックを下げることになるのですが、そうするとKつきモデルの本来のパフォーマンスから大幅に下がった性能しか発揮できなくなってしまいます(壊れるよりは良いですが…)。
そのため、現状でintelのCPUを購入することはおすすめしていません。
CPUとメモリの順位に関してはメモリはあとから増設することが比較的簡単ですが、CPUの交換は簡単なものではないのでこの順位にしました。予算が厳しい場合はメモリはあとから増設することを想定してスロットを開けておきましょう。
ストレージに関しては、起動ドライブを交換するのはなにかと面倒で、メモリを増設するほうが楽です。しかし、この順位としました。
- 【グラフィックカード(GPU)】 NVIDIA GeForce RTX 4000番台(安くても古い世代のものは避けたい)。
- 【CPU】
intelならばcore i7以上、AMDならばRyzen 7以上(GPUほどではないが、新しい世代のほうが好ましい)。 - 【メモリ】できれば64GB以上(せめて32GB以上は欲しい)。
- 【ストレージ(SSD)】できればm.2のNVMe接続のもの。起動ディスクに1TB(少なくとも500GB)は欲しい。
優先順位が上の通りだからといって、GeForce RTX 4090にcore i3のCPUに8GBのメモリで、起動ドライブに256GBのSSDといった偏った一点豪華主義(そういう人はいないと思いますが…)のような構成はいけません。
それぞれのバランスを考えた上で、コストを削減する場合はグラフィックカードのランクを下げるのが現実的です。グラフィックカードを交換するのはそれほど難しくないからです。
ストレージを節約したい場合は起動ディスクはある程度きちんとしたものにして、データドライブを安くすませる、または、なくす(後で増設する)ようにしましょう。
おすすめのBTOパソコン【Maya, Blender, Unreal Engine】
BTOパソコンでおすすめのものをいくつかピックアップしておきます。
上に書いた内容を理解した上で、予算に応じてカスタマイズしてください。
マウスコンピューター
「パソコン買う、ならまずマウス。」ということで、まずはマウスコンピューターから紹介します。
マウスコンピューターの最大のウリは、「標準無償保証期間が3年」ということです。
ほかのBTOメーカーでは保証期間1年が標準で、オプションで追加料金を払えば2年、3年と延長することが出来ます。しかし、マウスコンピューターは「標準無償保証期間が3年」なので購入後の心配がありません。初心者から上級者まですべての人が受けられる素晴らしい恩恵です。
そして、マウスコンピューターにはDAIVというクリエイターパソコンのブランドがあります。
3DCGの制作現場においてもよく使用されている安心のブランドです。
マウスコンピューターは店舗数が少なく、国内の工場で組み立てているのでコスパにも優れています。
また、BTOパソコンで有名な大手ということで安心感もあります。
DAIVのパソコンを選んで置けば間違いないです。
トータルで考えると一番のオススメです。
NEXTGEAR JG-A7G7A
NEXTGEAR JG-A7G7A | ||
---|---|---|
デフォルト構成 | おすすめ構成 | |
OS | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Pro 64bit |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.8GHz / ブースト時最大5.5GHz / L3キャッシュ32MB ) | AMD Ryzen 7 9700X プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.8GHz / ブースト時最大5.5GHz / L3キャッシュ32MB ) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER / 16GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 ) | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER / 16GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 ) |
メモリ | 16GB メモリ [ 8GB×2 ( DDR5-5600 ) / デュアルチャネル ] | 32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR5-5600 ) / デュアルチャネル ] |
M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) | 1TB (NVMe Gen4×4) |
電源 | 750W電源(80PLUS(R)BRONZE) | 850W電源(80PLUS(R)Gold) |
価格 | 319,800円(2024/10/26現在) | 353,900円(2024/10/26現在) |
一番のおすすめが、最新のAMD Ryzen™ 7 9700 プロセッサーにNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載したこちらのモデルです。コスパに優れ、バランスの取れたモデルです。標準構成で319,800円(2024/10/26)です。
おすすめ構成は、OSをWindows11Pro、メモリを32GBにして、電源をGoldの上等なものに変更した構成が、353,900円(2024/10/26現在)です。
電源はどうしてもアップグレードしなくてはならないものではないので、Windows11Proで32GBメモリの342,900円(2024/10/26現在)か、メモリを32GBにしただけの334,100円(2024/10/26現在)が現実的なラインです。
また、パソコン下取りサービスを利用すると、1,100円OFFになるので、利用できる方は忘れずに。
しかし、もう少し予算を出せるならば「DAIV FM-A9G8S」のほうをおすすめします。
上の構成以上に予算が出せる場合は、「DAIV FM-A9G8S」をおすすめします。
こちらはGeForce RTX 4080 SUPERを搭載したハイエンド構成です。
NEXTGEAR JG-A7G7A(1周年記念モデル)
NEXTGEAR JG-A7G7S(1周年記念モデル) | ||
---|---|---|
デフォルト構成 | おすすめ構成 | |
OS | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Pro 64bit |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.4GHz / ブースト時最大4.6GHz / L3キャッシュ32MB ) | AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.4GHz / ブースト時最大4.6GHz / L3キャッシュ32MB ) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER / 12GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 ) | NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER / 12GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 ) |
メモリ | 16GB メモリ [ 8GB×2 ( DDR4-3200 ) / デュアルチャネル ] | 32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR4-3200 ) / デュアルチャネル ] |
M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) | 1TB (NVMe Gen4×4) |
電源 | 750W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE ) | 850W 電源 ( 80PLUS(R) Gold ) |
価格 | 229,900円(2024/10/26現在) | 264,000円(2024/10/26現在) |
「NEXTGEAR JG-A7G7S(1周年記念モデル)」は、NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載したコスパに優れた超おすすめのPCです。上で紹介した「NEXTGEAR JG-A7G7A(ホワイトカラーモデル)」が高くて厳しい場合はこちらをおすすめします。
最低でも、メモリを32GBにアップグレードしましょう。そうすると、244,200円(2024/10/26現在)からのスタートになります。
おすすめ構成は、WindowsをProバージョンにして、電源を850WのGOLD認証のものに変更すると、264,000円(2024/10/26現在)です。正直な話、電源を交換する必要はないかもしれません。ただ、私は過去に電源のトラブルの経験があるので、少額の投資で良い電源にアップグレード出来るならばしておいたほうが良いと判断しました。
また、パソコン下取りサービスを利用すると、1,100円OFFになるので、利用できる方は忘れずに。
スペック的には「NEXTGEAR JG-A7G7A(ホワイトカラーモデル)」をおすすめします。
しかし、コスパに非常に優れた「NEXTGEAR JG-A7G7S(1周年記念モデル)」は、コスパに優れ非常に魅力的です。
こちらのモデルも1周年記念モデルなので、いつまで販売されているかわかりません。決断はお早めに!
ほかにもマウスコンピューターのPCを知りたい場合は「3DCGをはじめるならこれを買え!《PC編》」の記事を読んでください。予算別におすすめPCを紹介しています。こちらの構成よりも安価なものも提案していますので、参考にしてみてください。
FRONTIER
FRONTIERはコスパに優れたBTOパソコンメーカーです。
とにかく安く3DCGをはじめたい方には超おすすめです。
そうしたFRONTIERで安価なPCをお探しの方は、こちらでスペックについて詳しく紹介しているので、カスタマイズの際の参考にしてください。
クリエイター向けのCR seriesという新しいラインナップが追加されました。
最新のRyzen 9000シリーズのCPUと、RTX 4070 Ti SUPER、RTX 4080 SUPER、RTX 4090のグラフィックカードを搭載した3つのモデルで構成されています。さらに、1200Wの静音電源など高品質なパーツから構成されています。
高品質なものをお探しの方はチェックしてみてください。
FRGHLB650/WS1030 (限定100台)
CPUが「AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー」で、GPUが、NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPERという、高性能なおすすめスペックでありながら、非常にコスパに優れた「FRGHLB650/WS1030」を紹介します。
数量限定モデルということで、標準で2TBのSSDを標準装備していることが大きいです(このクラスだとたいてい1TBが標準です)。
数量限定(100台限定)のお買い得モデルとなっているので、決断はお早めに!
FRGHLB650/WS1030 | ||
---|---|---|
デフォルト構成 | おすすめ構成 | |
OS | Windows 11 Home 64bit版 [正規版] | Windows(R) 11 Pro 64bit版[正規版] |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー( 8コア / 16スレッド / 96MB L3キャッシュ / TDP 120W ) | AMD Ryzen 9 7900X3D プロセッサー( 12コア / 24スレッド / 128MB L3キャッシュ / TDP 120W ) |
MB | ASRock B650 Pro RS(ATX / Wi-Fi非搭載) | ASRock B650 Pro RS(ATX / Wi-Fi非搭載) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB[ブラック]【HDMI x1/ DisplayPort x3】 | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB[ブラック]【HDMI x1/ DisplayPort x3】 |
メモリ | 32GB (16GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM | 32GB (16GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM |
M.2 SSD | 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB Crucial P3 Plus | 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB Crucial P3 Plus |
電源 | 【MSI製】850W ATX電源 80PLUS GOLD | 【MSI製】850W ATX電源 80PLUS GOLD |
価格 | 319,800円(2024/11/1現在) | 330,800円(2024/11/1現在) |
標準構成で319,800円(2024/11/1現在)です。
「AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー」と「NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER」というコスパにすぐれた人気パーツの構成で30万円強という価格は非常に魅力的です。しかも、標準で2TBのSSDを搭載しているという超お買い得モデルです。
おすすめ構成は、OSをWindows11 Proへ変更した、319,800円(2024/11/1現在)になります。
さらに、数量限定の目玉として、+11,000円の330,800円(2024/11/1現在)で「AMD Ryzen 9 7900X3D」にアップグレード出来ます(3DCG用途ならばコア数が多いマルチスレッド性能に優れたCPUのほうが望ましいです)。
なんと、こんな贅沢な構成にしても、30万円台前半におさまってしまいます。
そこから、思い切ってメモリを64GB(32GBX2の構成です。16GBX4の構成ならばもっと安くアップグレード出来ますが、クロックスピードが下がってしまうのでおすすめしません)まで積んだ、352,800円(2024/11/1現在)です。
なんと、ここまでアップグレードしても35万円くらいで買えてしまいます。
このPCの価格からわかるように、FRONTIERのPCは非常にコスパにすぐれていることがわかります。
FRGAG-B650/CG3
FROTIERのPCは、コスパがとても良いので、新たにラインナップされたクリエイター向けのCR seriesの中の最強モデルの「FRCRB650/CG3」をみてみましょう。
Ryzen 9 9950X3D(Ryzen 9000シリーズ最強)とGeforce RTX4090(RTX 4000シリーズ最強)という最強コンビのハイエンド構成です。
FRGAG-B650M/SG3 | ||
---|---|---|
デフォルト構成 | おすすめ構成 | |
OS | Windows 11(R) Home 64bit版 [正規版] | Windows(R) 11 Pro 64bit版[正規版] |
CPU | AMD Ryzen 9 9950X プロセッサー(4.3GHz[最大5.7GHz]/16コア/32スレッド/64MB L3キャッシュ/ TDP 170W) | AMD Ryzen 9 9950X プロセッサー(4.3GHz[最大5.7GHz]/16コア/32スレッド/64MB L3キャッシュ/ TDP 170W) |
MB | ASRock B650 Pro RS(ATX/Wi-Fi非搭載) | ASRock B650 Pro RS(ATX/Wi-Fi非搭載) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4090 24GB【HDMI x1 / DisplayPort x3】 | NVIDIA GeForce RTX 4090 24GB【HDMI x1 / DisplayPort x3】 |
メモリ | 64GB (32GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM | 64GB (32GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM |
M.2 SSD | 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB WD BLACK SN850X(読出7300MB/s,書込6600MB/s) | 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB WD BLACK SN850X(読出7300MB/s,書込6600MB/s) |
電源 | 【静音電源】1200W ATX3.1電源 80PLUS Platinum[ブラック](日本製コンデンサ仕様) | 【静音電源】1200W ATX3.1電源 80PLUS Platinum[ブラック](日本製コンデンサ仕様) |
価格 | 624,800円(2024/10/26現在) | 633,600円(2024/10/26現在) |
おすすめの構成(Windows 11 Proにするだけですが…)にすると624,800円(2024/10/26現在)です。
メモリは128GBまでアップグレードすることもできますが、仕様上動作クロックが下がってしまこともあり、64GBでも十分な気はします。ちなみにメモリを128GBまで積むと677,600円(2024/10/26現在)です。
数量限定なので、売り切れているかもしれませんが、RTX4090搭載で、Ryzen 9 7900X3Dを搭載したモデル(FRGHLB650/M903)が、504,800円(2024/10/26現在)で販売されています。
記事を書いている時点であと2台だったので、もうないかも…。
@Sycom(サイコム)
サイコムのおすすめは「Premium Line X870FD-A」です。
AMDのCPUのモデルで、Ryzen9000シリーズのCPUを選べるようになりました。
AMDのCPUモデルです。
ちなみに、2024年10月30日にチョイスしてみた構成は、「こんな感じ」です。
正直、他と比べると割高感があるのは否めません。
しかし、「Premium Line」のPCは、標準で2年保証がつき、無償オーバーホール(内部クリーニング、CPUグリスの塗り直し、BIOSやドライバの更新、動作確認)を行ってくれます。特に、CPUグリスの塗り直しまでしてくれるところは他にはないのではないでしょうか。また、アップグレードサービスでは、パーツ増設の際のアップグレードに関する相談を受けてくれて、その際のパーツ取付サービスとパーツ下取りサービスがあります。
古くなったら新しいものに買い替えるのではなく、自作PCのようにパーツを入れ替えて末永く使い続けることが出来ます。
サイコムはパーツの種類が非常に豊富で中上級者向けのイメージですが、この「Premium Line」のモデルならば購入後は初心者でも安心です。
ちなみに私は、この「Premium Line」が発売される前に購入したサイコムのBTOパソコンを使用しています。
今度購入する場合は、この「Premium Line」で末永く使っていきたいと思っています。
「Premium Line B650FD-Mini/T/A」というおしゃれでコンパクトなモデルもありますが、性能的に上限が低いのと、拡張性を考えるとミドルタワーのものをおすすめします。
また、サイコムは「水冷パソコンのサイコム」としても有名で、サイコムオリジナルの水冷システムは定評があります。
まとめ
トータルで考えると大手で保証期間が3年もある「マウスコンピューター」の私がおすすめしたPCを選んでおけば間違いありません。
「FRONTIER」はコスパが良いのでRyzen 7800X3D(できれば7900X3Dにアップグレードしたい)とGeForce RTX 4070 Ti SUPERの「FRGHLB650/WS1030」。
または、Ryzen 9000シリーズ最強の 9950XとNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズ最強の RTX4090という最強コンビの「FRCRB650/CG3」を狙ってみるのも良いでしょう。
パーツを交換しながら末永く1台のPCとお付き合いしたい場合はサイコムの「Premium Line」の「X670FD-A(AMD)」がおすすめです。
上記3つのショップから購入する場合は、迷うことなくすぐに3DCGの世界へ行くことが出来るでしょう。
とにかく安いPCで3DCGをはじめたい人へ
今まで紹介してきたPCはWQHD(2560×1440)以上の解像度で広い画面をつかって快適に作業したい人向けのモデルです。
そこで、ここでは、これから3DCGをはじめる人に向けて、安価なマシンを2つピックアップしておきます。
購入される場合はなるべく早く決断してください。
グラフィックカードは使うモニターの解像度によってパワーとメモリを必要とします。
よって、このPCではフルHD(1980×1080)の解像度のモニター1つで作業する前提です。(フルHD2枚くらいならいけるかもしれません。)
フルHDのモニター1つならばMayaやBlenderは当然のことながらUnreal Engineも動かして勉強するくらいなら可能です。
まず、1つめは、マウスコンピューターのPC「NEXTGEAR JG-A5G60(1周年記念モデル)」です。
しかし、こちらは1周年記念モデルなのでいつまで販売されているかはわかりません。
FRGKB550/M1015/NTK
2つ目が「FRGKB550/M1015/NTK」です。
FRGKB550/M1015/NTK | ||
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デフォルト構成 | おすすめ構成 | |
OS | Windows 11(R) Home 64bit版 [正規版] | Windows(R) 11 Pro 64bit版[正規版] |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー | AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー |
MB | ASRock B550M-HDV(Micro ATX) | ASRock B550M-HDV(Micro ATX) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB【HDMI x1 / DisplayPort x3】 | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB【HDMI x1 / DisplayPort x3】 |
メモリ | 32GB (16GB×2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM | 32GB (16GB×2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM |
M.2 SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
電源 | 600W 【静音電源】ATX電源 80PLUS BRONZE(日本製コンデンサ仕様) | 600W 【静音電源】ATX電源 80PLUS BRONZE(日本製コンデンサ仕様) |
価格 | 159,980円(2024/10/26現在) | 168,780円(2024/10/26現在) |
Mayaを使いたい場合はWindows11Proにしましょう(Maya以外の場合でも私はPro推奨です。Blenderメインで、少しでもコストを抑えたい方はHomeでも良いでしょう)。
今後のことを考えて、SSDを2TBにするのも良いでしょう。
そうすると、179,780円(2024年10/26現在)です。
さらに、電源はトラブルのもと(電源が壊れた経験があるので…)なので、数千円はらっても「GOLD」認証のものに変えておくと安心です(正直な話、変えなくても大丈夫だとは思いますが一応)。「750W ATX 3.0電源 80PLUS GOLD(日本製コンデンサ仕様)」に変更すると185,280円(2024/10/26現在)です。
このモデルの特徴は、10万円台のPCでありながら標準でメモリを32GB積んでいることです。
よって、価格優先の場合はデフォルトの159,980円(2024/10/26現在)の構成のまま購入するのも、大いにありです。
アップグレードの優先順位
- 【NVMe SSD】1TB → 【NVMe SSD】2TB (起動ドライブを変更するのは面倒なため)
- Windows 11 Home → Windows 11 Pro
- 600W ATX電源 80PLUS BRONZE(日本製コンデンサ仕様) → 750W ATX3.0電源 80PLUS GOLD(日本製コンデンサ仕様)
10万円台のPCで3DCGを始めるならば超おすすめです。
どうしても決められない人へ
いろいろ紹介して盛りだくさんの記事になってしまったので、決められない人も多いかと思います。
そうしたあなたのために、予算別に3DCG用PCを具体的にセレクトした記事を書きました。
最後に
3DCG用のPCを手に入れたら「3DCGのはじめかた」を読んでください。
具体的に3DCGをはじめる方法を解説(3DCGソフトは何を使えばよいのか?3DCGソフトをはじめたばかりの時は、どうやって学んでいけばよいのか?等)しています。
具体的には「3DCGソフトは何を使えばよいのか?」「3DCGソフトをはじめたばかりの時は、どうやって学んでいけばよいのか?」等が書かれています。
具体的にMaya(3DCG)を学び始める段階にきたら、以下のロードマップを参考にすると効率良く学習を進めることができます。
すばらしい3DCGライフを!
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